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2021.03.12 海外の大麻事情

【タイで医療大麻解禁!】現地の医療大麻事情や大麻クリニックを紹介!

【タイで医療大麻解禁!】現地の医療大麻事情や大麻クリニックを紹介!

タイ国内では、これまで大麻を使った医療は禁止されてきました。しかし、2018年12月に医療目的での大麻使用がタイで解禁されました。さらに、処方箋を持っている外国人観光客においても、90日間分の医療大麻を持ち込むことができる予定です。大麻医療に興味を持っているのであれば朗報ですが、「どこで処方されるのか分からない」という人も多いのではないでしょうか。今後、外国人でも合法的に医療大麻を処方してもらえる病院やクリニックを紹介します。タイでの医療大麻をめぐる現地事情を理解できるようになりますので、ぜひ最後までお読みください。

 

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タイの医療大麻解禁の内容

タイの医療大麻解禁の内容

2018年12月にタイで医療大麻が合法化されました。世界有数の薬物規制を敷く同国にとっては画期的な決断です。嗜好品としての合法化を推進する人々にとっての追い風にもなっています。タイ人の大麻に対するイメージも変化しつつあり、今や大半のタイ人が医療用大麻に賛同しているのです。

「タイでは昔から日常的に大麻の葉を噛み、水タバコを吸ってきた」という人もいるくらい定着しているのです。さらに大麻にはパーキンソン病やがんなどを治療する効果に科学的根拠があると主張する専門家も多くいます。そして焼却処分されるはずだった100kgに及ぶ大麻が研究用として医療の専門家に譲渡されたことも医療大麻合法化への後押しとなったのです。

タイでの医療大麻解禁の背景

タイで医療大麻が解禁された背景についてみていきましょう。先述の通りタイは昔から大麻が民間で使用されるほど定着しています。加えて、タイの大麻は世界から見ても優れた品質を持つのです。世界から称賛される品質を持って、タイ政府は数十億ドル規模の大麻市場へ参入することを目指しているとも言われています。

一方で、タイのある野党議員は大麻をビジネスとしか考えていない権力者層に対して懸念をいだいています。もし一般に開放されて人々が怠惰になってしまうと、社会が機能しなくなる恐れがあるからです。

医療大麻解禁は東南アジア初!

実は東南アジアで医療大麻が合法化されたのは、タイが初めてです。ただ大麻を栽培し、オイルを抽出するには資格を取得しないと行けません。合法化によって小規模農家よりも大企業の方が得をしているのではないかという批判があるのも事実です。

一方で嗜好用大麻に関してはまだ使用、売買ともに違法とされており、嗜好用の大麻タバコを所持していた場合は最大10年の懲役が科されることがあります。

世界的に医療大麻市場は拡大

欧米諸国を筆頭に、世界の医療大麻市場は拡大傾向にあります。世界的に医療大麻の有用性が証明されつつあり、合法化に舵を切る国が増えているからです。実際に2025年末には663億ドルという巨大規模になると予測されており、年間平均成長率が23.9%にもなると言われています。医療大麻の市場に参入し、国際敵なシェアを握ることができれば、それだけ経済が潤うという事ことなのです。

タイでも医療観光の推進に!

タイでも大麻を使用した治療をはじめとする、観光業の促進が期待されます。2018年にタイは350万人もの外国人患者を受け入れ、その多くが治療後にタイのビーチで療養を行っているからといわれています。元々有名だったタイの医療ツーリズムが、医療大麻の解禁でより活気づくのではないかと予想されているのです。

医療先進国タイ

実際にタイでは2019年に130~180万人の医療観光客が訪れているという統計も出ています(コンサルティング会社 Patients Beyond Borders調べ)加えて、タイには「JCI」と呼ばれる国際基準を満たした病院が66か所も存在しており、日本の28か所と比べても医療先進国であると言えるでしょう。

国内の主要病院でも医療大麻導入へ

国内の主要病院でも医療大麻導入へ

2020年7月、タイ国内の152か所の健康増進活動拠点病院で、医療開発局が医療用大麻の導入を発表しました。現在タイに存在する品種は16種あり、肝臓がんや卵巣がん、筋萎縮性側索硬化症(ALS)など多くの病気の治療に使用されています。

今回の発表により、タイ式伝統医療資格を持つ医師全員が大麻を処方できるようになるため、タイ人とって大麻はより身近なものとなるでしょう。

タイで医療大麻による治療を受けるには?

では、実際にタイ国内で医療大麻を使用した治療を受ける方法についてみていきましょう。タイでは現在大麻クリニックの増設を進め、首都バンコクを始めとする周辺地域における医療大麻の利用促進を計画しています。クリニックの予約にスマートフォンのアプリを導入するなど、タイ政府が非常に力を入れている事業だと言えるでしょう。

政府が予約アプリを配信!

タイ政府が作成したスマートフォンのアプリから、大麻クリニックの予約をすることができます。TTMのDr.ガンジャというアプリでAndroidとiosの両方に対応しています。診療所は祝日を除き、毎日開いているのですが、2000人以上の待機者がいるそうです。タイ保健相は特定のクリニックの診療時間延長とさらなるクリニックの増設を進めています。

医療履歴の提出が必要

予約後は、今までの治療歴などをクリニックに提出する必要があります。医師が処方する大麻はタイ伝統医療局によって厳しく管理されているからです。加えて、医師が患者でない人に医療大麻を渡さない権利があることも理由の一つです。この権利は薬物の乱用を防ぐためのものなので、患者本人が医療履歴を持っていくことが強く推奨されています。

必ずしも医療大麻を処方してもらえるとは限らない

必ずしも医療大麻を処方してもらえるとは限らない

医師は患者の治療歴や、病状から大麻の処方が効果的と考えられる場合に医療大麻を処方できます。別の視点から見ると、必要でなければ大麻を処方しなくても良いということです。上述のように医師は薬物乱用防止のため、大麻を処方しない権利が認められています。このことから、必ずしもタイのクリニックで医療大麻が処方してもらえるとは限らないのです。

外国人患者がかかるクリニックも!

タイの大麻クリニックの中には、外国人患者でも診察しやすいクリニックもあります。日本人患者も受け入れられ、すでに治療を終えれている患者さんもいるのです。日本人にも安心できる以下2つのクリニックをご紹介します。

  • サワディークリニック
  • セレンクリニック

サワディークリニック

タイのドンムアン空港のすぐそばに位置していて、首都バンコクでも最も有名な大麻クリニックです。タイ保健省の認可を受けて運営しているサワディークリニックは、医用大麻を治療として使うメディカルクリニックです。

医療大麻の治療は2年ほど経過しており、今まで約7,500人の患者に医療大麻の治療を施してきました。そのうちタイ人は98%、残りの2%が外国人でその中には日本人も含まれています。治療内容は圧倒的にがんが多く、患者の半分はがん患者で、ほとんどがステージ3~4です。

抗がん剤治療の副作用や痛みを和らげる効果として大麻治療は効果が高いと、ジンタナー院長は述べています。

セレンクリニック

セレンクリニック

セレンクリニックは、医療大麻に関する認可をすべて受けているクリニックです。日本人にとって嬉しい情報は、京都大学医学部を首席で卒業している日本語にまったく支障がない医師がいることです。日本人患者にとっては、このセレンクリニックが一番おすすめです。

ひとつ注意点としては、セレンクリニックに限った話ではありませんが、医療大麻の効果があるかどうかは治療してみなければ分からないといった点です。また、大麻医療には副作用が無いと思われる方も多いのですが、体質によっては体温にへんかがあったり、心拍数が上がったりする場合もあります。

そのような副作用が強く現れた場合は、大麻治療を行うことができない場合もあることを覚えておきましょう。しかし、人によって効果が違う医療大麻をセレンクリニックでは、各個人に最適な治療を施せるような体制を整えているのは安心材料です。

医療大麻が治療に使われる病気

では、実際にどのような病気の治療に医療大麻が使用されることがあるのでしょうか。様々な研究が進められている中で、特に治療が難しく、副作用もともなう病気に効果があることが分かってきました。実際治療が行われている病気と症状の改善を見ていきましょう。

がん

がん患者の中には、食欲が無くなって痩せてしまう人や、痛みが激しい人などがいます。そのような患者に医療大麻を使用することで、食欲が増したり、痛みが和らいだりするのです。タイ国内にある、ランシット大学では肺がんの細胞が小さくなることが分かりました。また、コンケーン大学では、腎臓がんの細胞が小さくなることが分かっています。

パーキンソン病

パーキンソン病

パーキンソン病による、体の硬直やしびれに一定の効果がみられます。パーキンソン病患者が医療大麻を継続して使用することで、半年後には約40~50%程度の回復が見込めるのです。完治は難しくても、そこまで回復すれば社会復帰も可能となり仕事に就くこともできるころでしょう。

今までの治療にかかっていた経済的負担もなくなり、よりよい人生を送ることができるようになるのです。

大麻の取り扱いには注意が必要

医療大麻が解禁されたタイですが、嗜好用大麻をはじめとする大麻規制に注意する必要があります。誤って嗜好用大麻を所持すると重い処罰を受けることになるのです。では、どのようなケースが処罰の対象になるのか、見ていきましょう。

嗜好用大麻は依然として禁止

嗜好用大麻については、今まで通り禁止されています。販売目的で大量に所持した場合は、最大で15年。マリファナ所持で最大5年の実刑が適用されます。タイでは違法大麻は手に入りやすい環境です。安易に手を出すと逮捕されますので絶対に止めましょう。また、本人にその気が無くても知らない間に巻き込まれる可能性もありますので十分注意が必要です。

医療大麻の栽培も規制

医療大麻の栽培も規制

医療大麻の栽培についても、国と研究施設のみに限られています。タイでは、違法栽培された乾燥大麻が、今でも大量に押収されているのです。このような状況で合法大麻が広がっていくと、医療用大麻を嗜好用として利用される可能性があります。今後、その区別をどうしていくのか課題が残されています。

まとめ:医療大麻解禁で活気づくタイの医療観光

まとめ:医療大麻解禁で活気づくタイの医療観光

タイの医療大麻解禁について詳しくみてきました。タイのおいて大麻は昔から民間で使用するほど身近であり、医療分野での研究も進められています。大麻の品質も世界で認められていることから見ても、医療大麻が合法化されたことは妥当と言えるのではないでしょうか。

国際的な医療大麻合法化の影響を受けて、世界の大麻市場は巨大な規模になりつつあります。タイは今回の医療大麻解禁を受けて、医療と観光の両面が活気づくことでしょう。日本では未だに大麻は違法です。同じアジアの国であるタイが解禁したことを受けて、医療大麻に関する議論が深まることを期待します。

※当メディアで大麻関連の情報を発信しておりますが、大麻の所持・使用を推奨するものではありません。日本では大麻の所持や栽培は法律により固く禁じられています。絶対に大麻を使用しないでください。

 

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