2021.04.02 海外の大麻事情
【2021年最新】ジャマイカと大麻の関係や実情|ジャマイカでは大麻が非犯罪化されている
レゲエの発祥の地として知られる中米のジャマイカ。法改正の結果、大麻の所持や栽培が非犯罪化された事をご存知でしょうか?
ジャマイカの文化と大麻は深い関係となっていますが、政府は大麻の使用に強く反対していました。しかし、世論や経済情勢が変わったため政府は大麻の規制を緩和し2015年に大麻が非犯罪化されたのです。
これがきっかけとなり、今後ジャマイカの大麻経済も拡大していくでしょう。本記事を読む事でジャマイカの大麻事情を深く知る事ができますので、ぜひ最後までお読みください。
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ジャマイカで大麻が非犯罪化されたのは2015年
2015年4月15日ジャマイカで法改正の結果、大麻の所持や栽培が非犯罪化されました。具体的には以下のような内容となっています。
- 個人目的による大麻の少量所持では逮捕されず、罰金刑に軽減
- 宗教や医療、治療などの目的による使用は認可
大麻を非犯罪化する事で、ジャマイカ政府は国内経済を活性化する事を狙っています。現在は微罪処分への変更といういわゆる「非犯罪化」ですが、大麻産業に関する体制が整うにつれてさらに状況は変化していく事でしょう。
ジャマイカに大麻が来たのは19世紀
ジャマイカに大麻が来たのは19世紀中頃。ジャマイカの一年中温暖な気候と豊かな土壌は大麻を育てるのに最高の環境で、大麻はすくすくと育ちました。すぐに大麻の使用は一般的になり、日常生活に加えて文化的習慣にも大麻が組み込まれていったようです。
一方で、大麻が暴力的行動に繋がるとの主張があり、大麻について否定的な見解もありました。結果、1913年に大麻を取り締まる法律が制定。この法律では大麻を栽培する事や他国から大麻を輸入する事を禁じ、違反者は厳しく罰せられました。
ジャマイカの大麻事情
ジャマイカでは薬物が当たり前のように出回っています。彼らは大麻の事を「ガンジャ」と呼び、外貨や銃器を手に入れるためのギャングの資金源となっているようです。
若者やミュージシャンの間で流行し、路上で販売されているのも日常の風景となっています。ジャマイカの都市であるモンテゴベイやキングストンでは、観光客を運び屋に仕立てようとするグループまで確認されています。大変危険ですので、安易にこうした誘いに乗らないようにしてください。
ジャマイカ産の大麻を意味する「ジャマイカン」
ジャマイカ産の大麻は「ジャマイカン」と呼ばれ、ほとんどがサティバ系の見た目と効果を持っています。ジャマイカンの特徴は下記の通りです。
- ハイな感覚に陥りやすい
- ドライアイの症状が出る
- 鬱を緩和する
大麻は19世紀にインドから持ち込まれました。気候との相性が良かった事もあり素早く広がり、今ではそのサティバ系の効果は広く世界に知られています。大麻にはそれぞれ違った特徴を持って、大麻消費者たちはシーンによって使い分けるようです。
大麻には4つの種類がある
俗にいう大麻とは、大麻草という植物の事を指しているのをご存知ですか?この大麻草は大きく分けて4種類あり、それぞれ特徴や効能が異なっています。
名称 |
特徴・効能 |
インディカ |
主に身体に作用しリラックス効果や鎮痛効果が高い |
サティバ |
主に脳に作用し高揚感・多幸感をもたらす |
ハイブリッド |
インディカとサティバを掛け合わせた品種であり、両者の良い特徴を持ち合わせている |
ルデラリス |
自動開花株で育てやすい、発見されたばかりの新しい品種 |
医療大麻が合法化されている国で医療大麻の治療を受けるときは、これらの特徴を知っておく事が重要です。大麻についての基本知識として上記の特徴をおさえておきましょう。
①インディカ
インディカは大麻草の中で最もポピュラーな存在です。インディカは古くから医療用や嗜好用として親しまれてきました。全身に作用し、リラックス効果を持つ品種です。
屋内などの涼しい場所を好むため、育てやすい品種としても知られています。植物の土のようなスモーキーな香りが特徴です。
②サティバ
インディカと合わせて、もう一つの代表的な大麻草の品種がサティバです。暖かい場所を好むので屋外栽培に適しており、甘い果物のような香りが特徴となっています。
サティバはインディカと比べてTHC濃度が高いため、強烈なハイの状態になり幻覚を見る事もあります。
③ハイブリッド
インディカとサティバを掛け合わせており、現在の大麻の主流です。サティバとインディカの良いとこ取りをした品種と思ってください。
THCとCBDの含有率をコントロールする事で害虫や病気への免疫や開花のサイクル、収穫量の改良が可能です。大麻が合法化された国ではさかんに品種改良が進められています。
④ルデラリス
ルデラリスは、インディカとサティバに次ぐ第3の品種です。葉の特徴からサティバの亜種との説が濃厚となっています。
1924年に発見され、他の大麻草にくらべると研究が始まってから日が浅いです。光周期に依存せず自動的に開花するオートフラワーであるのが特徴。天候や昆虫、病気に強い耐性を持ちます。
ジャマイカンが親の品種
大麻草の種類やそれぞれの特徴、効能についてご紹介しました。ここからは、ジャマイカンが親の品種となっている大麻草について解説していきます。
パープルバッドとアムネシアヘイズ、ラムズブレッドの3つです。特徴や使用する事で得られる効果について説明します。
パープルバッド
パープルバッドは、様々な産地の品種を掛け合わせて生まれたインディカ優勢のハイブリッドです。濃い紫の色合いと独特の甘い香りが特徴となっています。
高い幸福感とリラックス効果が全身の緊張を解きほぐし、最終的には心地よい眠気に襲われるでしょう。香りは白檀と松の木に甘さがブレンドされています。
アムネシアヘイズ
アムネシアヘイズは、一日を気持ちよく笑顔で始めるのに最適な品種です。この品種はカンナビスカップと大麻のフェスティバルで複数回優勝した事があります。
8割サティバ寄りで、思考がクリアに元気で活発になる効果を体験する事が可能です。創造性や陶酔感の効果を感じる事もあります。また、フレーバーはレモンとシトラスに土っぽさとスパイシーペッパーが混ざっています。
ラムズブレッド
ラムズブレッは明るい緑で粘着性のあるサティバ株です。ラムズブレスとも呼ばれています。
使用する事で、エネルギーとポジティブな自己思考を得られるのが特徴。ラムズブレッドはうつ病を緩和する事ができるため、すぐにストレスから解放されます。
現在のジャマイカは大麻不足
現在ジャマイカでは深刻な大麻不足に陥っています。大麻不足の理由は大きく2つ。
1つ目は、新型コロナウイルスによる外出禁止命令です。現在ジャマイカでは、午後6時以降は外出禁止となっています。その為、大麻の栽培に重要となる夜間の作物の仕訳作業ができず、大麻畑が崩壊状態にあるようです。
2つ目は、医療用としての大麻の使用許可や大麻の非犯罪化です。これまでよりも多くの人々が大麻を使用するようになり、大麻不足にさらに追い討ちをかけています。
新型コロナウイルスの流行から既に1年以上が経過しており、当初は影響がなかったビジネスへも確実に影響が出ているのです。
まとめ:ジャマイカで大麻は非犯罪化されている!
これからジャマイカ国内では、大麻の規制緩和を求める動きがさらに活発化していくでしょう。もうすでに国内企業を中心に、政府への働きかけが始まっているようです。
ジャマイカ国内で大麻が完全に合法となるのは、まだ先の事かもしれません。しかし、大麻が合法化する事で、ジャマイカの経済を発展させる起爆剤となるのは間違いないです。
今後もジャマイカ政府の対応には目が離せません。世界の動向と一緒にチェックしていきたいですね。
※当メディアで大麻関連の情報を発信しておりますが、大麻の所持・使用を推奨するものではありません。日本では大麻の所持や栽培は法律により固く禁じられています。絶対に大麻を使用しないでください。
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