2021.04.30 海外の大麻事情
【イギリスの大麻事情】医療大麻合法化の理由や入手方法、刑罰などを解説
「イギリスと日本でそんな違いがあるの?」とイギリスでの大麻の噂を聞いて興味が湧いている人もたくさんいるでしょう。
日本では厳罰に対処されていますが、なぜイギリスでは大麻がOKになったのか…。
日本でも規制が厳しく、メディアでも注意喚起がされていますからね。今回はイギリスで大麻の使用がOKとなった事情について、徹底的に見ていきましょう。
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イギリスで大麻合法化!
イギリスでは大麻の使用がOKとなっています。イギリスの大麻の噂を聞いて「本当なの!?」と驚いている人も少ないはず。
日本では厳罰に対処されていますから、イギリスとの法律の違いに驚いてしまいますね。メディアでも厳重に注意喚起されていますからね!どのような流れでイギリスは大麻を合法化したのでしょうか?その時代背景をみていきましょう。
イギリスでは医療大麻に限定して解禁
イギリスでは医療を目的とした場合にのみ限定して、大麻の使用が解禁となりました。専門医が普通の薬ではなく、大麻を使用したほうがいいと判断した場合に限っての条件付きではありますが…。
医療大麻を取り入れたのはイギリスが初めてなんです!他の国では大麻は逮捕案件だったので、いち早く大麻医療を取り入れた国でもあります。
治療のために大麻を使うのは国が認めましたが、個人の楽しみ目的での使用は厳しく管理されています。しかし、イギリスでは個人の快楽などのための使用は解禁となっていないにも関わらず、みんなオープンで使っていますね。
街中の至るところでみんなが使っているので、初めて見た人は驚いてしまうでしょう。国が禁止しているのに、こんなに普通に大麻が出回っていて、みんなが当たり前の顔をして吸ったりますからね…。
医療用のみ大麻合法、なぜ?
イギリスではなぜ、治療のためのみ大麻がOKと決められたのでしょうか?
医療目的限定と条件がついたのは、ある事件がきっかけでした。
重度のてんかんを患う子どもの治療のため、親が大麻を非合法に入手していたのです。子どものために入手したのですが、結局警察にバレて没収されます。
この事件がニュースで流れるようになり、イギリス民の中では一気に法改正ムードに。その結果、イギリスでは治療を目的としたものに限り大麻を使ってもいいと、改正されたのです。
ただし、大麻医療は、国の公的医療制度の対象ではありません。
イギリスの法律では薬物は違法
イギリスの法律では、薬物は違法だと一応決められています。
使う薬物の種類によって罰が異なり、重い罰が課せられることも…。
イギリスでは大麻所持は刑罰なし
イギリスでは大麻を持っているだけであれば捕まりません。
イギリスの法律に則ると大麻の所持だけでも逮捕案件なのですが、実際は持っていることがバレても罰がないのが現状。
ではなぜ大麻所持は違法なのに、逮捕されないのでしょうか?
イギリスにおける大麻の分類が変更
イギリスでは2004年に、大麻の分類が変更されます。クラスBとなっていたものがクラスCになるなど、違法薬物としての分類が下げられたのです。
よって、大麻を少量持っていた場合、罰金刑以下である「警告」だけにとどまっています。その理由は、イギリスの警察官が人手不足だから。
重大な事件でない限り、基本的に軽犯罪の捜査はしません。人手不足なので捜査ができないのです。
テロ事件や事件調査、喧嘩の仲裁など、他の重い犯罪の取り締まりに人員を割いているため、麻薬所持などの軽い事件であればそんなに警察は動きません。
日本に比べるとまだまだイギリスでは事件を多く起きていますし、1つ1つに対処するとなるとどうしても人が足りないのでしょう。
イギリス・ロンドンでの大麻の入手方法
上記ではイギリスの国の人たちは、みんなオープンで大麻を楽しんでいるとお伝えしました。では、ここで気になるのが「医療用しか解禁されていないのに、どのような流れで大麻を手に入手しているのか」ですね。
大麻の販売店舗はない
イギリスでは大麻は医療用以外は刑罰対象となっているので、みんなが普通に使っているといえども大体的に売っている店舗はありません。
ロンドンで大麻を入手している人は、路上の場合人から買ったり、デリバリーで買ったりするようです。よく、ドラマや映画でも大麻を路上で売買するシーンが見られますね。まさに、あのシーンの通り。
イギリスでは治療目的以外は禁止されているので、この入手方法はもちろん非合法となります。
大麻の価格は?
では、大麻はどれだけの価格で売っていたのか気になるところ。
2019年当時は大体1g10ポンドで売り出されていました。この金額は大麻にしては高いのか、安いのか…。
世界で大麻合法の国3選
実は、イギリスの他にも大麻の使用がOKの国があります。なんと大麻が全面解禁の国も存在するのだとか。
やはり国によって、それぞれの価値観があるからですかね?日本とこれだけ考え方が違うと、世界にどんどん興味が湧いてきた人も少なくないはず。
タイは医療大麻ビジネスが活性化
大麻では医療大麻ビジネスが活性化しています。以前までは医療用でも大麻を使うのは厳禁とされていたものの、2018年のタイ議会で研究目的として大麻を使うことを合法としたのです。
その後、医療大麻を利用した診療所の開設が相次ぎ、ビジネスとしてとても活性化しています。
ただ、活動は広がっているものの医療大麻を扱える医師がまだまだ少ないので、病院やクリニックに行ったからといって大麻医療が受けられるとは限りません。医療大麻が使える医師がいなければ、結局は以前と変わらないのですね…。
以前がリラックス目的で大麻を使った歴史があるので、タイでは大麻を使うことにそこまで抵抗を感じなかったのでしょう。
とはいえ、個人の娯楽目的で大麻を使うのは厳禁です。なんと、大麻を持っているだけで、最大15年の実刑が下されるほど…。日本と同じ、いや日本以上に厳しい刑罰が待っていますよ。
アメリカ・シアトルは大麻観光ツアーやカフェも
アメリカのシアトルでは、大麻観光ツアーが行われていたり、大麻を使ったカフェがあるほど、大麻が人々の間に広まっています。アメリカは屈指の人気観光地。大麻が使えることに興味がある人も、多く訪れているのでしょう。
中には、ドライブスルー方式で大麻が購入できるお店も誕生しているのだとか…。そんなに気軽に買えるなんて驚きですね!
アメリカでは大麻の合法化を支持する声が6割以上にも上り、「自然の生薬」として親しまれています。
ちなみに、アメリカでは大麻は全面解禁となっているので、町中のいたるところに大麻が溢れていますよ。さすが、アメリカですね…!アメリカの映画やドラマではよく大麻が登場していますし、人々にとっては当たり前の存在なのでしょうか。
オランダでは旅行客に大麻成分入りアイスクリームが好評
オランダでは旅行客や観光客に、大麻成分入りのアイスクリームが人気となっているのだとか…。オランダもアメリカ同様、人気の観光地なので多くの人が物珍しさで頼んでいるようです。
大麻を使うことで「疲れや痛みが和らいだ」なんて声も多いので、健康食材として人々の間で親しまれています。大麻が含まれたアイスクリームなんて、どのような味がするのでしょうか。
大麻が独特な匂いと味がありますし、苦手に感じている人も多いです。その雑味や嫌な香りがどのようにカバーしているのか、気になりますね…。
アメリカと同じくオランダでも、個人の娯楽目的で大麻を使うのは許可されています。
日本人が外国で大麻使用するのは違法?
大麻がOKの国も意外とあるのですね。でも、ここで気になるのが「大麻OKの国なら日本人でも吸っていいの?」ということです。
日本人が外国で大麻を使うのは、立派な犯罪行為。ただし、海外まで監視の目が生きにくいので、一般人が他の国で大麻を使ったかどうかは確認しにくいのです。
とはいっても、大麻の使用はおすすめできません。もし、警察に見つかってその場で現行犯逮捕されてしまえば、日本よりも重い罪に問われる危険性がありますよ。
旅行を楽しみに来たのに警察の厄介になれば、元も子もありませんからね!大麻に関してはあくまで興味程度として、抑えておきましょう。
まとめ:イギリスでは医療大麻のみ合法。嗜好目的では違法だが刑罰はない。
イギリスでは医療目的と条件付きで大麻が解禁されました。今後大麻合法国が増える可能性があります。
とはいえ、危険な薬物なので、外国に旅行にいったときでも大麻は使わないようにしましょう。
※当メディアで大麻関連の情報を発信しておりますが、大麻の所持・使用を推奨するものではありません。日本では大麻の所持や栽培は法律により固く禁じられています。絶対に大麻を使用しないでください。
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