2021.04.30 海外の大麻事情
【WHOの大麻の見解】医療用大麻解禁⁉大麻の依存症や安全性を解説
国連麻薬委員会により規制について見直され、WHOに「さまざまな疾患に効果がある」と認められた大麻。WHOに認められたということは、「ついに大麻解禁か!?」と期待をするひともいますよね。
実際には、WHOの見解で大麻が合法になったのか・日本でも大麻が吸えるようになるのかが気になるところです。
そこでこの記事では、大麻がどこまで規制緩和されたのかを解説します。また、WHOがどのように見解を示し、日本での大麻の扱いについても解説します。
この記事を読んで「マリファナ」に興味を持った方は、マリファナの成分が楽しめるCBD製品がおすすめです。 ヘンプシードオイル・テルペン類・ビタミンEの成分を配合し、健康で前向きなライフスタイルをサポートしてくれます。
お求め安い価格で販売中
WHOによって大麻規制見直し WHOの大麻への見解とは
国連麻薬委員会は「最も危険な薬物」を意味するカテゴリー「スケジュールIV」から大麻を除外することを決定しました。大麻規制が見直されたことにより、各国では続々と大麻の取り扱いを緩和し医療現場に取り入れることを決定します。
大麻について、大きく認識が変わり始めましたが、WHOではどのように見解を示しているのでしょうか。
WHOは、「大麻(マリファナ)は依存性を引き起こす可能性がある」としながらも、「食欲不振・てんかん・痛みや吐き気を軽減し多発性硬化症を緩和する働きがある」などのメリットを挙げています。
また、オピオイドとは異なり深刻な死亡リスクがないことも指摘。そして、「大麻および大麻樹脂をスケジュールⅣに入れる薬物の基準と一致していないと見解を示しています。
WHOによるCBDの安全性への見解
CBDに対して安全性があると以下のように示しています。
- CBDはTHCのようなカンナビノイドによる古典的な効果を出さない
- 数多くの治療結果を見ると良好で安全
- CBDの身体的依存はヒトの研究では報告されていない
- ヒトの実験研究ではCBDが乱用可能性と関連していない
つまり、CBDはTHCのような依存性や精神的・身体的効果はなく、安全であることを公に発表しています。
大麻解禁!?大麻合法化に踏み切る国も
2020年に入り、続々と大麻を合法化する国が出てきています。例えば、イギリスやドイツが医療用大麻の輸入制限を緩和したり、ブラジルやアルゼンチンでは自家栽培を認める動きが出ています。
ニュージーランドでは国民投票で、大麻を合法化しました。
また、タイでは医療大麻を解禁し、国を挙げて推奨するなど世界各国で大麻合法化に踏み切っています。
大麻の基礎知識
そもそも、大麻とはどんな成分を持つ植物で、どんな効果・効能があるのかご存知ですか?
なんとなく、大麻は日本で禁止されているとか海外では使用可能とかの知識はあるのかもしれません。しかし、実際にどんな成分が入っていて効果があるかを知らない方も多いのではないでしょうか。
ここでは、大麻の主成分や効果・効能について解説します。
大麻の主成分
大麻には、約450もの種類の薬理成分が含まれています。そのうち、医療効果があるとされる化合物は「カンナビノイド」。カンナビノイドにはTHCやTHCA・CBDなどの医療効果のある化合物が含合されています。
THCは精神作用があり、日本では違法。しかし、CBDには精神作用は含まれず、日本では合法となっています。
大麻の効能・効果
大麻の効果・効能は、実験の結果で明らかになっており、その内訳は以下です。
- アルツハイマー病
- パーキンソン病
- 多発性硬化症
- ハンチントン病
- 低酸素虚血性脳障害
- 疼痛
- 精神障害
- 不安
- 抗うつ
- がん
- 吐き気(悪心)
- 炎症性疾患
- 関節リウマチ
- 感染症
- 炎症性腸疾患
- クローン病
- 心血管疾患
- 糖尿病合併症
以上の効果・効能があるとWHOも認めており、医療用大麻が認められている国もあります。
そもそも大麻は危ないの?
2020年12月に、国連麻薬委員会は大麻を「最も危険」な薬物分類から削除しました。国連麻薬委員会を構成する53カ国が投票して決定したもので、票が過半数に達したことからWHOが削除を勧告しました。
麻薬が最も危険な分類から削除されたことで、医療目的で使用できると大麻の合法化を後押しした形になります。
しかし、WHOは「大麻を医療目的で適切に使用するのが目的。娯楽向けの使用を促すものではない」と強調しています。
厚生労働省による大麻の危険性・有害性
世界中で規制が緩和されつつある大麻ですが、日本ではいまだ違法とされています。大半のひとは実物を見たこともないのではないでしょうか。
大麻が合法な国もあるなら、危険ではないと思うかもしれませんね。しかし、厚生労働省では大麻の危険・有害として、警鐘を鳴らしています。
ここでは、以下について解説します。
- 「大麻に依存性ない」は嘘?
- 「大麻の幻覚作用はない」は嘘?
- 大麻中毒の症状
「大麻に依存性ない」は嘘?
しばしば「大麻には依存性がない」というひともいますが、それは嘘です。大麻を使用しても、すぐに症状が出るわけではありません。
しかし、常習化すればより多くの大麻を求めるようになります。また、イライラや食欲低下・睡眠障害などを引き起こす可能性があります。
大麻の精神依存性比較
大麻は、ヘロインや覚せい剤よりは精神依存性は低いとされています。
しかし、明らかに精神依存性(または耽溺性)があり、カンタンに手に入れば使用が常習化しお金をつぎ込んだり犯罪に走ったりする危険性があります。
「大麻の幻覚作用はない」は嘘?
大麻には、ほかの依存性薬物にはない「催幻覚」という作用があります。これは、自分が非現実空間のなかにいるような感覚に陥り、ひとによっては快感に感じます。
しかし、対人コミュニケーションや車の運転などの生活のなかで、幻覚を起こしたひとがいれば他者にとって危険だということはいうまでもありません。
大麻の幻覚は何が見えるのか
大麻を使用すると感覚が敏感になり、色彩や音・物質の大きさの認識などさまざまな形で変調をきたします。夢のなかにいるような感覚になるなど多幸感を感じるひともいて、感じ方はひとそれぞれ。
慣れてしまうと、より強い刺激を求めるようになり、依存性薬物へのゲートウェイ(入口)となります。
大麻中毒の症状
大麻に慣れてしまうと、さらに多くの量を必要とします。慣れていないひとでも心臓がドキドキしたり目が充血したり、身体に異常が現れます。
身体の異常だけではなく、幻覚・妄想・異常行動などの精神障害「大麻精神病」が現れることも。
さらには、無動機症候群といって投げやりになったりやる気が起こらなくなったりし、知的低下も引き起こします。
CBD製品なら日本でも合法!
大麻が日本で違法な理由は、THCという成分が含まれているから。しかし、CBDという成分なら日本は違法ではありません。CBD製品は合法なため、気軽に使用することができますよ。
大麻のリラックス成分を楽しみたいなら、CBD製品がおすすめです。
なかでも、電子タバコを使って使用するCBDリキッドは、大手インターネット通販やドン・キホーテでも販売されており人気が高まっています。
まとめ:WHOの見解により医療用大麻が解禁されたが、日本では違法
大麻がどこまで規制緩和されたのか・WHOがどのように見解を示し、日本での大麻の扱いについて解説しました。また、大麻の基礎知識についても解説しました。
この記事の要約は、以下になります。
- WHOの見解から大麻の医療目的での使用を認める国も
- その有害性・依存性から日本では違法
- THCを含まないCBD製品は日本でも合法なので、大麻のリラックス成分を楽しみたい人はCBDがおすすめ
世界中で大麻に対する意識が変化し、規制が緩和されていることがわかりましたね。しかし、日本では規制はまだまだ厳しいままです。
大麻でリラックスしたいという方は、合法のCBDを試してみてくださいね。
※当メディアで大麻関連の情報を発信しておりますが、 大麻の所持・使用を推奨するものではありません。日本 では大麻の所持や栽培は法律により固く禁じられていま す。絶対に大麻を使用しないでください。
この記事を読んで「マリファナ」に興味を持った方は、マリファナの成分が楽しめるCBD製品がおすすめです。 ヘンプシードオイル・テルペン類・ビタミンEの成分を配合し、健康で前向きなライフスタイルをサポートしてくれます。
お求め安い価格で販売中