2021.05.21 CBD・THC
クローン病治療に大麻オイルが効果あり⁈CBDの難病治療の最新情報も
大麻がクローン病の治療に効果があることは周知されていません。クローン病自体の知名度自体も高くないのが現実ですが、クローン病を患っている人とその家族にとっては、どんな治療法も得難い情報です。
この記事ではクローン病の治療に大麻オイルが有効だと言われている理由について解説。クローン病をよく知らない人に向けて、わかりやすく解説します。
また、実際にCBDが難病治療に効果があった実例をピックアップ。クローン病や大麻の医療的効果の最新情報に触れていきましょう。
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クローン病とは?
クローン病とは大腸や小腸などの消化器官に炎症や潰瘍を引き起こす疾患のことを言います。クローン病はIBDの1つでもあります。IBDは炎症性腸疾患のことであり大腸や小腸の粘膜に炎症・潰瘍が起きる疾患の総称です。
また、クローン病が始めて報告されたのは1932年です。主に若年層が発症しやすい病気となっています。では、クローン病についてもう少し詳しく紹介していきます。
クローン病の原因は?
クローン病の原因は解明されていません。以下のような説が報告されています。
- 遺伝的要因
- 結核菌
- 食中毒
- 麻疹ウイルス
- 腸管の血流障害
数多の説があるものの、どれも裏付けは不確かです。
最近の最有力説では、遺伝的な背景・食事、もしくは腸内細菌に対してリンパ球に関わる細胞が過剰反応を起こすことが原因だと言われています。
クローン病の症状は?
クローン病の症状は風邪に似た症状とも言われています。腹痛・下痢・発熱・全身倦怠感の他、下血・腹部腫瘤・貧血・体重減少といった症例も報告されています。
重篤な事例では腸管外で合併症を起こすものもあり、症状のバラつきの理由も明らかになっていません。それだけ未知の多い疾患と言えるでしょう。
クローン病にはどんな治療法があるの?
原因が明らかになっていないものの、以下の治療法が採用されています。
- 栄養療法
- 食事療法
- 内科治療
- 外科治療
- 内視鏡的治療
この中でも多く採用されているのが食事療法・内科治療・外科治療です。
食事療法では、絶食状態にすることで腸のダメージを減らしています。また、ステロイド薬や免疫調整の薬を使用する内科治療も採用されています。
症状がおさまったら終わりではなく、再燃を予防するために継続して薬の投与が必要です。クローン病の発病だけで外科治療となることは稀ですが、合併症が発症した場合に外科治療で対応しています。
クローン病に似た潰瘍性大腸炎とは?
クローン病と一緒にされやすい疾患に潰瘍性大腸炎があります。それほどメジャーではなかったものの、近年、安倍元首相の持病として一躍有名になりました。今では、日本人なら「ああ、あれか」と思い当たる病気の1つではないでしょうか。
潰瘍性大腸炎は大腸の粘膜にびらんや潰瘍ができる疾患です。症状としては、下血や下痢、腹痛が挙げられます。また、潰瘍性大腸炎は特定疾患に指定されています。
医療大麻を用いた潰瘍性大腸炎治療例(海外)
海外では医療用大麻を用いて潰瘍性大腸炎の治療を行っています。
10代男子の症例では、当時の治療法では改善の兆しが見られず、悪化。医療用大麻を使用した治療に踏み切ったところ、約2か月の治療で症状が軽快しました。
当時は実例はほとんどない時代でしたが、2年以上の闘病生活にようやく光が見えたのです。
CBDオイルがクローン病の症状を緩和
CBDやCBDオイルには現在治療が難しい難病にも、その可能性が期待されています。
大麻と潰瘍性大腸炎の症例と同じく、原因が解明されていないクローン病もその難病の1つ。
CBDオイルには大麻の有効成分・カンナビノイドが含まれています。カンナビノイドは多くの薬理効果を秘めており、鎮痛作用やリラックス効果が有名です。
クローン病症状緩和の原因はCBDの抗炎症作用ではない
クローン病の症状緩和には、腸の炎症を抑えるCBDの抗炎症効果が有効的だと考えられていました。
しかし、最近の研究によると、CBDの抗炎症効果はクローン病の治療に関連していないことが明らかに。
クローン病が未知の難病と呼ばれる所以です。
CBDは従来の薬物療法に替わる補完療法として期待されている
CBDは薬物療法に替わる補完療法として期待されています。
CBDはクローン病の症状を改善はするが治療法ではありません。ただ、副作用がつきものの薬物療法に比べると、患者にも負担が少ない点は注目すべきです。
副作用のないCBDは、安全性が高い分、症状を改善させる補完的な治療法になると考えられています。
CBDオイルとは?
クローン病の治療に有効的だと言われているのがCBDオイルです。
CBDオイルは大麻から搾取される天然化合物。大麻と聞くと日本人にはタブー感がありますが、CBDオイルは大麻の中でも合法の成分。その安全性もWHOに保証されており、日本でも流通しています。
CBDオイルの効果は?
CBDオイルにはリラックス効果があります。実際に、日本のクリニックでも不眠症の治療などにも用いられており、その効果は医学的にも認められています。
また、鎮痛作用として慢性的な痛みの治療にも活躍しており、シップやロールオンといったCBD商品も販売されています。
CBDオイルはリラックス時間の充実の他、スポーツ選手のパフォーマンス向上のアイテムとしても重宝されています。
CBDオイルの副作用・安全性は?
傾眠や吐き気、精神症状や消化器症状は報告されているものの、CBDオイルに重篤な副作用はほとんど報告されていません。
ただし、有名な要注意事項として、運転前のCBDオイル摂取は厳禁。リラックス効果によって居眠り運転にならないよう注意が必要です。
また、人によっては大麻に対するアレルギーを持っていることもあります。「しっかり効き目を感じたいから」といきなりたくさん摂取は危険。少量から増やしていくようにしましょう。
CBDオイルは日本でも疾患の治療に使用されている
たとえ医療用目的でも、日本では大麻の使用は禁止されています。しかし、大麻の有効成分であるCBDオイルであれば、日本でも合法。
実際に疾患の治療でも使用されています。
過去には安倍元首相もCBDオイルを使用しているとの報道も
報道で話題になったのは2018年の週刊誌。安部元首相は潰瘍性大腸炎の疾患を抱えていることは有名で、CBDオイルを使用しても不思議ではありません。
報道の事実は確かではありませんが、海外から輸入したCBDオイルを使用しているという説は有力です。
まとめ:CBDはクローン病の症状緩和に効果があるが、治療法ではない
今回はクローン病と大麻について紹介しました。ポイントは以下の通りです。
- CBDオイルはクローン病の症状を緩和する報告がある
- CBDは現行の薬物療法に替わる補完療法として期待されている
日本の法律では、クローン病の治療に大麻を使用することはできません。しかし、大麻の有効成分であるCBDオイルは合法のため、その有効性に期待されています。薬物療法に替わる治療法として、CBD使用が当たり前になって来る未来もあるかもしれませんね。
※当メディアで大麻関連の情報を発信しておりますが、大麻の所持・使用を推奨するものではありません。日本では大麻の所持や栽培は法律により固く禁じられています。絶対に大麻を使用しないでください。
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