2021.05.09 CBD・THC
CBDてんかん治療最新情報!作用機序や抗てんかん薬との併用、日本でのCBD治験情報まで紹介
てんかんの治療にCBDの効果が期待されています。
海外ではすでにCBDは治療に使われた例もあり、実は日本でも治験がスタートしている段階。
今回はそんなCBDとてんかんの関係について調査しました。CBDの最新難病治療について興味のある人は必読です。
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難治てんかんとは?ドラベ症候群とレノックス・ガストー症候群
てんかんは脳の神経伝達の異常により、けいれんを起こす病気ですが、詳しい原因は未だ不明です。
ドラベ症候群とレノックス・ガストー症候群は、どちらも乳幼児に起こる難治てんかんです。
近年の研究では、CBDはてんかん発作を抑える効果があると考えられています。
CBDは日本では合法?
CBDは大麻草(アサ)に含まれる有効成分です。大麻草由来だからと危険なわけではありません。
マリファナのハイになる主成分(THC)は含まれていないため、日本でも合法。WHOでもその安全性は保証されています。
リラックス効果や抗炎症効果を持ち、日本でもたくさんのCBD製品が販売されています。
CBD(別名ヘンプオイル)はてんかんに効果があるのか
2018年、アメリカではCBDは難治性てんかん・ドラべ症候群の治療薬として医薬品認可を受けています。
CBDを含む栄養補助食品も販売されており、同じくドラべ症候群の症状の改善に貢献しています。
ドラべ症候群とCBDに注目が集まったきっかけは、ドラベ症候群に苦しむ当時5歳のシャーロットちゃんでした。
CBD世界的注目のきっかけ:シャーロットちゃんのてんかん治療
シャーロットちゃんの難病治療のため、CBDオイルが開発されました。
このCBDオイルが病状に劇的な効果を発揮し、CBDが脚光を浴びたのです。
彼女の名前にちなんだオイル「SHARLOTTES WEB(シャーロッツ・ウェブ)」は、現在もアメリカで販売されています。
CBD(カンナビジオール)のてんかん発作の作用機序
CBDがなぜてんかん発作を抑制するのか。
1つは、CBDが神経伝達を調整するという考えです。
他にも、うつ病や不安障害の治療で注目されているセロトニンと関連があるのではという意見もあります。
CBDは抗てんかん薬(イーケプラなど)と併用可能
抗てんかん薬の使いすぎは人体に負担となります。
CBDは多く摂取しても大きな弊害がないため、抗てんかん薬との併用の可能性について議論されていました。
最近の研究で、抗てんかん薬とCBDの併用しても健康被害はないとわかっています。
日本ではCBDはてんかんの治療薬として承認されていない
日本では合法として、さまざまなCBD製品が販売されています。
しかしそれは、あくまで嗜好品として。
医薬品としては認められていないため、てんかんの治療に用いることができないのです。
国内初CBD治験!てんかん治療の治験がスタート
しかし、第一歩はすでに踏み出しています!
2019年12月、レノックス・ガストー症候群・ドラベ症候群の大麻成分を含む治療薬の治験が発表されました。アメリカのCBDてんかん治療薬「エピディオレックス」の治験です。
てんかんに苦しむ子供たちと、その家族に朗報なことはもちろんですが、てんかん以外にもCBDの医薬品化を待つ人たちにとって、大きなニュースとなったことでしょう。
てんかん治療のためCBD医薬品承認の要望書を提出
2019年9月。難治てんかん治療に関わる日本の4団体が、厚生労働大臣に要望書を提出しました。
この4団体は前述の治験の後押しとしても関わっています。
大麻が「ダメ。ゼッタイ」の日本で、大麻由来のCBDはまだまだ医学的な偏見も持たれているのが現状。また大麻取締法も、医療大麻やCBD医薬品導入の足かせとなっています。
CBDは海外では医薬品として承認されている
大麻合法化が進む海外では、医療大麻の使用も解禁となっているだけに、CBDの医薬品認可も進んでいます。
カナダでは、多発性硬化症の痛みを弱らげる経口スプレーが。
欧州・アメリカでは、ドラベ症候群などのてんかん治療薬としてエピディオレックスが承認されています。
犬・猫のてんかんにもCBDは効果あり⁈
てんかんは人間だけの症状ではありません。実は犬・猫でもてんかんはあるのです。
人間にとってわんちゃん・ねこちゃんは大切な家族。大切な家族が苦しむ姿を見るのはとても辛いですよね。
日本でもてんかんを持つ犬にCBD投与の臨床報告があります。これによると犬のてんかん発作にも一定の効果が出たとのことでした。
てんかん以外の疾患におけるCBD治療
CBDは、統合失調症やアレルギー疾患など、てんかん以外の疾患にも効果が期待されています。
特に、皮膚病治療では認知度が高く、日本のクリニックでも積極的に取り入れている医師も多くいます。
CBDは慢性疲労症候群にも効果あり?
慢性疲労症候群とは、常に疲れているだけ、というものではありません。
長期間にわたって睡眠障害や、全身の痛みが続き、日常生活に支障が出るほどの疾患です。専門医も少なく、明確な治療法も確立していません。
CBDの鎮痛作用・抗炎症効果は、慢性疲労症候群の激しい痛みと炎症を緩和するのではないかと考えられています。
CBDオイルは吃音などの発声障害にも効果的
吃音(どもり)は、声帯のけいれん性発声障害です。
CBDは、筋肉のけいれんを抑える効果があり、同じけいれんから来る吃音の治療にも役立つのではと研究が進められています。
CBDオイルは日本でも膠原病やアレルギーの治療に使われている
CBDは日本では医薬品としては認められていません。しかし、日本のクリニックでは独自の治療として、CBDを取り入れているところも多くあります。
慢性的な痛みの緩和や、アレルギーや膠原病の炎症抑制。皮膚科分野では、アトピー性皮膚炎・乾癬の治療にオイルを取り入れています。
CBDのリラックス効果は、ストレス抑制や、日々の癒しの嗜好品としても愛用する人は多いです。
まとめ:CBDは難治てんかんに効果があり、日本でも治験がスタートしている
CBDは日本ではまだ医薬品として認められていないものの、クリニックレベルですでに治療に取り入れているところもあります。
また、難治てんかん治療への第一歩として治験の準備段階に入っています。
難病治療に大きな可能性を持ち、すでに海外では認められているCBD。今後の日本の医療分野でも躍進が期待されます。
※当メディアで大麻関連の情報を発信しておりますが、大麻の所持・使用を推奨するものではありません。日本では大麻の所持や栽培は法律により固く禁じられています。絶対に大麻を使用しないでください。
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