2021.03.12 CBD・THC
【徹底解説】大麻の花はTHCの含有量が多い!|他の部位の特徴も紹介
大麻は部分ごとに特徴があり、使用用途が異なります。マリファナと聞くと、緑色の毛玉のような物を思い浮かべる人が多いでしょう。その主原料となっているのが大麻の花や花の芽、葉なのです。大麻の花や花の芽の部分にはTHC(テトラヒドロカンナビノール)という成分が多く含まれています。
THCには精神活性作用があるため、大麻を吸うとハイになるのです。一方で大麻は良質な繊維が取れる植物でもあり、衣服や縄など日本人にとっても身近な製品にも使われています。
この記事では大麻の花をメインに他の部分についても詳しく解説します。植物としての大麻がどのようなものか深く知ることができるのでぜひ最後まで呼んで下さい。
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大麻の花の芽はTHCを多く含んでいる
大麻の花の芽はバッズと飛ばれる部分で、ハイになる成分であるTHCが多く含まれています。これはバッズにトリコームという微細な毛常の突起があるからです。
トリコームは収穫時期によって量や質が変化し、THCの量も変わります。大麻が若ければ透明、適正な時期なら乳白色、収穫が遅いほど琥珀色に近づきます。
トリコームは乳白色の状態が一番ハイになりやすいとされますが、種が入っていないことも重要なポイントです。種がないということは受粉していない状態を表し、シンセミリアと呼ばれます。THC濃度が高く、高品質な大麻製品を作るのに欠かせないと言われています。
天然物質を分泌するトリコーム
トリコームは先述の通り乳白色や琥珀色をしている毛状の突起ですが、粘りがあり付着すると取れるまでに時間がかかります。これは、トリコームが油脂などの天然物質を分泌する性質を持っているからです。
加えてトリコームはカンナビノイド(CBDやTHC)などの成分を生成・蓄積する機関でもあります。大麻製品を製造する際にはその状態が重要視され、状態が良い物ほど効能も高くなります。
大麻の花の部分から落ちた樹液は「ハシシ」と呼ばれている
ハシシとは、大麻の花から出る樹液を圧縮し固形状にして作る大麻製品の一種です。製法には手もみ、ポリネーター、アイソレーターの3種類があります。
THCの濃度を高め、もっとも効力を引き出すことが出来るのはアイソレーターで、THC濃度が50%を超えるものもあります。
アイソレーターは、カンナビノイドが集まっている樹脂が水に溶けない性質を利用した製法です。氷水の中に大麻をいれ、冷却しながら攪拌することでトリコームを剥がして樹液を収集します。カンナビノイドが集積したトリコームのみを集めることでTHC濃度を高めているというわけです。
植物としての大麻は様々な用途がある
薬物としてのイメージが強い大麻ですが、植物として様々な用途があります。例えば、七味唐辛子に含まれている麻の実というのは大麻の種です。
さらに、神社にあるしめ縄や神具などにも使われています。植物としての大麻は、非常に身近な存在なのです。
昔の日本では大麻は神聖な植物とされていました。現在は、神棚の供え物や赤ちゃん服の魔よけの柄に取り入れる形で受け継がれています。ちなみに、天皇陛下が行う儀式においても大麻は重要な役割を果たしているのです。
大麻の部位
大麻は下記のような5つの部位があり、それぞれに特徴があります。
- 葉
- 花
- 花の芽
- 種子
- 樹脂
ここでは、各部位について詳しく解説します。植物としての大麻を深く知るために参考にしてください。
葉の特徴
大麻の葉はリーフとも呼ばれ、3から9枚の小葉が奇数で伸びているのが特徴です。葉脈には溝があり、ふちはギザギザした形をしています。大きさは10から20cmほどです。
医薬品のためのTHCやCBDの抽出に使われるほか、豚の飼料に使われることもあるようです。
花の特徴
大麻の花で特徴的なのが、雄花と雌花が別々の個体になることです。夏に穂のような花を葉の付け根の部分につけます。
雌花を摘むときに出る樹液は粘性が高くとれにくいので注意しましょう。ちなみにガンジャと呼ばれる麻薬は大麻の花から生成されたものです。
花の芽の特徴
花の芽はバッズと呼ばれ、先述にあるトリコームが付いているのが特徴です。THCが多く含まれており医療用、嗜好用どちらにも一般的な乾燥大麻にはこのバッズが使われます。
乾燥大麻にする際には水分調整が重要とされており、10から15%に押さえる必要があります。バッズの組織を崩さず、バクテリアやカビなどの繁殖を抑えるためです。
種子の特徴
大麻の種子は灰緑色や黒褐色で、卵を少し平たくしたような形をしているのが特徴です。先述にあるように七味唐辛子に使われたり、鳥のえさとして使われたりしています。
ヘンプシードオイルの原料でもあり、栄養価が非常に高いです。良質なタンパク質やミネラル、脂肪酸などが豊富に含まれています。
樹脂の特徴
ハシシやチャラスと呼ばれる大麻の樹脂は花の樹液が固まったものです。インドでは、この2つに明確な違いがあります。
チャラスは大麻を刈り取らずに樹液を採取したもの、一方ハシシは刈り取った後の大麻から採取したものなのです。ただ、インド以外ではチャラスといっても通じないので注意してください。
茎や草の丈で大麻草は見分けられる
大麻は植物としては麻の仲間に分類されるため、似ている植物は数多く存在します。例えば、亜麻(リネン)や黄麻(ジュート)、洋麻(ケナフ)などです。
特にケナフは葉の形が非常に似ているので大麻と見間違いやすい植物です。しかし、この葉をよく観察することで大麻と見分けることができます。
大麻の葉はケナフよりも切り込みが深く、裏の葉脈を見ても大麻の方がハッキリと浮き出ています。さらに花を見ると一目瞭然です。
大麻は先述にあるように穂のような花を付けるのに対し、ケナフはオクラに似た黄色く花弁を持った花を咲かせます。
野生の大麻草を見つけたら保健所へ連絡しよう
日本では、大麻は許可を受けた人でしか栽培してはいけないと法律で定められています。しかし、日本には昔から大麻が自生しているのです。
もしも、野生の大麻草を見つけたら保健所へ連絡するようにしてください。無許可で栽培されている可能性があり、犯罪などに巻き込まれる危険性があるからです。
実際に山間部でひっそりと無許可で大麻を栽培していたという事例も報告されています。小さいときは他の植物と見分けが付きませんが、8月ごろになると丈が3mほどになり目立つようになります。
葉についても、先述のように良く見れば見分けることができますので、ぜひ覚えておいてください。
まとめ:大麻の花や芽には大麻の主成分THCが多く含まれている!
大麻の花や芽といった部分には、主成分であるTHCが多く含まれています。特に、芽の部分に付いているトリコームと呼ばれる毛状の突起は、カンナビノイドなどを蓄積する機能を持っています。そして医療用、嗜好用問わず、様々な大麻製品の原料となっているのです。
日本では大麻の使用や栽培は法律で規制されていますが、七味唐辛子やしめ縄などの原料であり身近な植物でもあります。日本には大麻が昔から自生していますが、もし野生の大麻を見つけたときは保健所に連絡するようにしましょう。無用なトラブルを避けるためには大事なことです。
※当メディアで大麻関連の情報を発信しておりますが、大麻の所持・使用を推奨するものではありません。日本では大麻の所持や栽培は法律により固く禁じられています。絶対に大麻を使用しないでください。
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