最近では、条例や法律により喫煙をすることが難しい世の中になってきました。タバコの値上がりや健康被害を強く訴えることにより、禁煙を始めた人もいるでしょう。しかし、タバコは中毒性が高く、簡単には止められないと悩む人も多いのが事実です。

 

中には病院で診察してもらい、禁煙パッチを処方してもらう人も増えています。最近の研究では、CBDが禁煙に効果があることがわかってきました。

 

本記事では、CBDがもたらす禁煙効果のメリットとデメリットを詳しく解説し、なおかつCBDの使用方法を紹介します。ぜひ最後までお読みになり、禁煙を成功させてください。

 

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CBDとは｜大麻草の茎や種子から抽出される合法成分！

日本の大麻取締法により厳しく規制されている大麻ですが、全てが規制されている訳ではありません。法律で規制されているのは、大麻草の根やつぼみ、葉の部分です。その他の種子と茎は規制から外されています。

 

今回のテーマであるCBDは、カンナビジオールという成分です。主に種子と茎から抽出されているので、違法薬物のマリファナとは違い、身体に安全な合法大麻とされています。

 

CBDと違法大麻のTHCの違いについては、内部リンク「THCとCBDの違いは？効果や副作用法制度まで徹底解説」にて詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

CDB製品は禁煙に使える！タバコの代替品になる！

2013年にCBDの吸引で禁煙の効果が現れるかの実験が行われました。結果はCBDを吸引したグループの喫煙量が40％も減少したことがわかりました。CBDを吸引することでタバコを吸いたくなる衝動を抑えることができたのです。

 

CBDの使用は、タバコ依存を抑止するほか、タバコをはじめその他の薬物中毒の治療に役立つ効果があると結論づけられたのです。この結果から、CBDはタバコの代替品になると考えられています。

CBDの安全性の高さは世界中で認められ始めている

CBDの安全性の高さは、世界中で認められ始めています。世界保健機関（WHO）も、CBDの使用について「身体への有害な作用、依存性や乱用の可能性が少ない」という見解を示しています。このことから、海外では大麻を規制の対象外にする国が増えてきているのです。

 

アメリカやカナダ、ウルグアイなどは医療大麻を解禁しており、アジアでも韓国やタイが医療大麻を合法化しています。日本では医療大麻は合法化されていませんが、CBD製品は規制対象外です。

CBD製品を禁煙目的で使う3つのメリット

CBDに禁煙効果があることがお分かりいただけたことでしょう。ここからは、CBD製品を禁煙目的で使う3つのメリットをお伝えしていきます。

 

CBDに含まれる成分は、身体に取り入れてもハイにはならず、痛みやストレスを軽減する効果が認められています。加えて、不眠症や睡眠障害の改善にも役立つと考えられていることが身体にも安全と言われる理由です。

CBDに含まれる成分はハイにならないと考えられている

日本の大麻取締法は、成熟した大麻草の根やつぼみ、葉の部分に含まれるTHC（テトラヒドロカンナビノール）を主に規制しています。THCには精神活性作用があり、規制の対象です。

 

しかし、CBDに含まれる成分はTHC成分を調節しているため、「ハイ」にならないと考えられています。CBDが精神に作用しないと思っている人もいますが、少し解釈が異なります。ここからはCBDの精神部分に作用する内容を解説していきます。

痛みやストレスを軽減する効果が認められている

CBDの研究は日進月歩で進められています。そのなかでも、CBDには痛みやストレスを軽減する効果が認められているのです。イギリスやカナダでは、多発性硬化症の痛みに効果があるとして国から承認を得ています。

 

多発性硬化症の臨床試験では、CBDを5週間投与したところ、痛みの軽減に繋がりました。他にも、がんの疼痛緩和に対して効果があるのか調べるために、臨床試験が行われているのです。

不眠症や睡眠障害の改善が期待できる

仕事のストレスなどで、ベッドに入ってもなかなか寝付けない人は多いのではないでしょうか。日本人の睡眠時間は、先進国の中でもワースト1位なのです。睡眠障害や不眠症といった症状は大きな病気に繋がる可能性があります。

 

CBDは、不眠症を解消し睡眠の質を上げる効果があると考えられています。2019年にアメリカで、不眠症に悩む72人にCBDを処方する臨床試験が行われました。その結果、不安症状が79％、不眠症状の67％が改善されたと報告されています。

 

このことから、CBDの成分には気分を良くしたり、リラックスできるなどの精神を安定させる効果があると考えられているのです。

CBD製品を禁煙目的で使う3つのデメリット

CBDは、人の身体に作用し、高い健康効果が得られると世界中から注目されています。医療現場をはじめ、簡単に買えるCBD製品が販売されているのです。ここまでCBDのメリットを見ると、万能薬とも言えそうですが、当然気を付ける点があります。

 

では、CBD製品を禁煙目的で使う3つのデメリットをお伝えしますので見ていきましょう。

副作用が全くないわけではない

1日に最大1,500ミリグラムのCBDを摂取しても副作用は起こらなかったという実験データがあります。この結果から、CBDは副作用がほとんどない安全な成分で構成されていると考えられます。

 

しかし、安全性が高いと言われていても全く副作用が無いと断言はできません。メリットばかり見るのではなく、デメリットにも目を向けてリスクを回避しながら使用するようにしましょう。

高品質なCBD製品を選ぶのが難しい

CBD製品の原材料となる、「大麻草」が育った環境によってもCBD製品の質は大きく異なります。全て国産のCBD製品は日本の法律上、存在しません。CBD製品を使用するには海外から取り寄せる必要があります。

 

CBD製品に関する法整備は、海外も含めて整っていないのが現状です。そのため粗悪な製品も存在するので、高品質なCBD製品を選ぶのが難しいという問題があります。

CBDの禁煙効果の感じ方には個人差がある

サプリメントや風邪薬の効果の感じ方が人によって異なるのと同じように、CBDの禁煙効果の感じ方も人によって様々です。

 

同じCBD製品を摂取したとしても、十分な効果を感じる人もいれば、効果を全く感じない人もいるのが現状です。口コミや評判の良いCBD製品だからと言って安易に影響されないよう注意してください。

CBDリキッドとCBDオイルの違いとは？｜摂取方法を解説

CBDには、リキッドタイプとオイルタイプの2通りがあります。

 

CBDリキッドは液体状で、VAPE（べイプ）という電子タバコのような機器を使って気化した蒸気を吸入します。一般的に吸入する方が体内への吸収率は高くコストパフォーマンスに優れていると言われています。

 

CBDオイルはスプーンで直接口に入れたり、スポイドで舌の下に垂らして飲み込んだりして摂取します。特別な道具も必要ないので初心者におすすめであり、外出先にはカプセルタイプもあるので持ち運びに便利です。

CBDリキッド｜ベイプ（電子タバコ）で蒸気を肺に吸入する

CBDリキッドの煙には、当然ですがCBD成分が含まれています。爆煙と言われる吸い方をしてしまうとCBD成分を全部吐き出してしまうので効果が得られにくくなるのです。CBDリキッドを吸うときは深く肺に留まるように吸い込んでから10秒ほど我慢してからゆっくり吐き出します。

 

また、CBDリキッドを吸うときのべイプ（電子タバコ）はパワーが弱めのタイプがおすすめです。パワーが強いとCBDリキッドを高温で加熱してしまうためCBD組織を壊してしまいます。温度調節ができるべイプを選びましょう。

CBDオイル｜口から飲み込んで体内に吸収させる

CBDオイルは直接口から摂取します。口内の粘膜から吸収されるので、ゆっくりなじませながら飲み込みましょう。また、口から摂取すると消化器官から吸収されるため、CBDオイルをまんべんなく体内に巡らせることができます。

 

大麻草から抽出されるオイルにはCBDオイルの他にヘンプオイルという物もあります。

 

内部リンク「ヘンプオイルとCBDオイルの違いって？それぞれの効果についても解説」では、2つのオイルの違いについて詳しく解説していますので、ぜひ一緒にご覧ください。

タバコ代わりにしたいのならCBDリキッド吸引がおすすめ！

CBD製品をタバコ代わりにしたいのなら、CBD吸引がおすすめです。CBD吸引は、他の摂取方法よりも効率よく体内に吸収されるためCBDの効果を実感しやすいです。

 

CBDの効果を実感してみたいのであればまずはCBDリキッドを試すことをおすすめします。また、フレーバの種類も多く好みの香りを見つけるのも楽しみの1つになるでしょう。では、CBDリキッドの具体的な使い方を説明します。

ベイブ（電子タバコ）の温度を設定する

温度設定のできないべイプ（電子タバコ）はCBDリキッドに適していません。温度が上がり過ぎると、CBD成分が燃焼してしまうからです。温度設定のできないベイプ（電子タバコ）の使用は、CBD効果が失われてしまいます。喉や舌に刺激を感じて痛みや咳込みの原因にもなるので注意が必要です。

 

適温とされる160～180度で安定させながら、225度を上限に温度を設定できるべイプ（電子タバコ）を選ぶようにしましょう。

蒸気をゆっくり吸い込み肺に溜めてから吐きだす

CBDの蒸気を普通に吸っているだけでは効果を実感することはできません。効果を高める吸い方には、以下の4つのポイントがあります。

1. 蒸気を吸い込むとき、肺いっぱいに吸い込まない
2. 指をパフボタンから離した後も吸い込む
3. 吸い込んだ後、吐き出さず10秒ほど肺に留める
4. 少しずつ吐きだす

4つのポイントに気を付けるだけで、CBDを効率的に体内へ吸収させることができるようになります。

CBDリキッドの燃焼させ過ぎは厳禁

CBDリキッドの燃焼させ過ぎは、CBD本来の効果を得ることができなくなるだけではなく、舌やのどの痛みに繋がります。

 

CBDの適温は、160～180度です。特に225度以上になるとCBDが燃焼してしまうので、べイプに温度設定の機能が付いているものを選ぶようにしましょう。

まとめ：禁煙したいのならCBDリキッド吸引を試してみよう！

禁煙に効果的な良い方法を探していたのであれば、CBDリキッドがおすすめです。べイプ（電子タバコ）は、タバコと同様のスタイルのため、ストレスを感じることなくCBDリキッドに切り替えることが可能でしょう。

 

CBDリキッドの摂取は依存性や身体への影響がほとんどないだけではなく、痛みやストレスを軽減する効果を得ることもできます。加えて、CBDは不眠症の解消や睡眠障害の改善にも効果的です。

 

ただし、CBDは万能薬ではないので、副作用や禁煙効果は個人差があることを忘れないでください。今回の記事をきっかけに禁煙が成功することを祈っています。

 

※当メディアで大麻関連の情報を発信しておりますが、大麻の所持・使用を推奨するものではありません。日本では大麻の所持や栽培は法律により固く禁じられています。絶対に大麻を使用しないでください。

 

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