2021.03.12 海外の大麻事情
【5分でわかる】オーストラリアの最新のマリファナ事情を解説!
オーストラリアでマリファナが合法であることはご存知でしたか?最近になり法律が改正され、マリファナの使用がオーストラリアでも合法になりました。
法律が改正される前から、マリファナは違法でありながら国中に深く浸透していました。政府の規制や取り締まりは、そこまで厳しくなかったのでしょうか?
本記事では、オーストラリアでのマリファナ事情を解説します。現地のマリファナの歴史と、マリファナ合法化の具体的な内容について理解を深めることができます。ぜひ最後までお読みください。
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オーストラリアはマリファナに寛大?
オーストラリアはマリファナに寛大な国といわれますが、実際はどうなのでしょうか。
2020年1月にオーストラリアでマリファナに関する法律が改正され、マリファナが合法化されました。法律が改正される前までは、マリファナは違法薬物だったのです。。
しかし違法であるときからマリファナは国中で深く浸透していました。取締りにあったとしても決められた期間内に罰金を支払えば犯罪にならない州がほとんどでした。
オーストラリアでは多くの地域でマリファナを非犯罪化していたため、比較的寛大な国であると言えます。
2020年1月まではマリファナは違法だった
2020年1月に法律が改定されるまで、オーストラリアで大麻を所持することは違法行為でした。
オーストラリア首都特別地域(ATC)では、25g以上のマリファナを所持すると100ドルの罰金が課せられていました。他の州でも50~100gの所持で最大200ドルの罰金が発生するなど、違法薬物として取り締まりが行われていたのです。。
マリファナが非犯罪化されていた州もあった
マリファナ自体は違法でしたが、非犯罪化している州もありました。そのため、罰金を支払えば犯罪にならないというケースがほとんどでした。
オーストラリア首都特別地域(ATC)もその一つで、30年以上前からすでに非犯罪化されていました。ATCではマリファナの取り締まり後60日以内に罰金を納めれば、罪に問われることはありませんでした。
マリファナは違法薬物として取り締まりが行われていました。しかし、違反しても数千円から数万円程度の罰金で済むことから比較的マリファナに寛大であると言えるでしょう。
2020年からオーストラリアの一部でマリファナが合法に!
2020年1月に法律が改正され、オーストラリア首都特別地域(ATC)でマリファナの規制が緩和されました。今回の法改正で注目するのは以下の3点です。
- オーストラリアでのマリファナの少量の所持・栽培は合法
- マリファナの販売は違法
- 合法化の背景
新法案では、マリファナの所持・栽培は合法で販売は違法です。マリファナを合法化した背景も含めて順番に解説していきます。
オーストラリアでのマリファナの少量の所持・栽培は合法
オーストラリア首都特別地域(ATC)に住む18歳以上の成人は、マリファナの個人使用・少量の所持が合法化されました。具体的には、マリファナを最大50gまで所持することが可能です。
また個人でマリファナを栽培することも合法化され、栽培は1人2株、1世帯では合計4株まで可能です。
18歳未満の未成年によるマリファナの所持・栽培は違法で、未成年の近くで大麻を吸うことも禁止されています。成人がマリファナを使用・所持・栽培する場合は、子どものそばから離れて行うなど注意が必要です。
マリファナの販売は違法
今回の法改正はマリファナの使用を緩和するものであり、マリファナ市場自体を合法と認めるものではありません。したがって、大麻を販売することは従来通り違法です。
個人で栽培したマリファナを売買すると、処罰の対象になります。オーストラリアでマリファナを取り扱う際は注意が必要です。
合法化の背景
今回のマリファナ合法化の背景には、政府がマリファナ市場を管理下におきたいという考えがあります。政府はマリファナの規制緩和による、被害対策と経済効果に大きな期待を寄せているのです。
オーストラリアでマリファナは広く浸透しています。今回の法律改正は、粗悪品などによる被害や乱用を抑えることが目的です。また、マリファナに課税することで年間20億ドルの税収や36億ドルの大きな経済効果が見込めることが報じられています。
ヘンプバーでマリファナを吸える!
オーストラリアのニンビンは、「マリファナの村」として有名な町です。町中でマリファナが大量に消費され、独特の文化やコミュニティーが存在します。マルディグラスはニンビンの名物行事で、毎年5月に行われるマリファナの収穫祭です。
祭りには世界各国のマリファナ愛好家が集まり、医療大麻やマリファナ合法化の抗議運動が行われるなど盛り上がりを見せています。では、大麻の村として大人気のニンビンで、マリファナを入手することができるのでしょうか。
オーストラリアでマリファナを買うことは難しい
上記でも説明した通り、オーストラリアではマリファナの販売は禁止されています。販売されていたとしても、公式の店舗などはなく、道端で非公式に売買されています。
マリファナが合法化された現在では、自宅で栽培したマリファナを吸う人が多いです。
マリファナ好きが集まるヘンプバー
オーストラリアのニンビンには、ヘンプ(麻の実)を使った飲み物や食べ物を提供するカフェがあります。中でもヘンプバーは、現地のマリファナ愛好家が集まる老舗です。ヘンプバーでは、ヘンプ入りの食べ物や飲み物とともに、独特の雰囲気を味わうことができます。マリファナ好きな現地の人から、今なお愛され続けています。
オーストラリアで日本人が大麻を吸うのは違法
オーストラリアで日本人が大麻を吸うことは違法です。日本人が海外で大麻を吸うと、日本の大麻取締法が適用されます。
大麻取締法第24条の8に「刑法第2条に従う」と記載されており、刑法第2条には「すべての者に適応する」とあります。すなわち、国籍問わず法に違反したもの全員に処分が適用されるということです。
また、刑法第2条には国外犯規定が存在します。国外犯規定とは、日本と他国との間で犯罪の取り締まりに協力するという取り決めです。
つまり、マリファナが合法であるオーストラリアで、大麻を無断所持している日本人は取り締まりの対象になります。くれぐれもご注意ください。
まとめ:オーストラリアでは大麻の少量の所持・栽培は合法!
2020年1月にマリファナに関する法律が改正されました。改正内容は、オーストラリア首都特別地域(ATC)でマリファナの規制緩和です。これによりマリファナの個人使用や所持、栽培が合法化されました。所持は最大50gまで、栽培は1人2株かつ1世帯で合計4株まで可能です。
オーストラリアでマリファナは昔から広く浸透していることから、政府がマリファナ市場を管理下におくために法改正が実行されました。粗悪品による被害防止と大きな経済効果が期待されています。本記事では、マリファナに寛大と言われるオーストラリアの実態について解説しました。法改正の具体的な内容と、オーストラリアのマリファナ事情について理解を深めていだだければ幸いです。
※当メディアで大麻関連の情報を発信しておりますが、大麻の所持・使用を推奨するものではありません。日本では大麻の所持や栽培は法律により固く禁じられています。絶対に大麻を使用しないでください。
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