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2021.03.12 海外の大麻事情

【最新版】大麻が海外で合法化されるのはなぜ?世界5ヶ国と日本の大麻事情を解説!

【最新版】大麻が海外で合法化されるのはなぜ?世界5ヶ国と日本の大麻事情を解説!

現在、日本では大麻の取り扱いは法律により規制されています。しかし、世界には大麻が合法化された国も存在しています。

 

2020年にも多くの国や地域で新たに大麻が合法化され、大麻に関する国際的議論も急速に進展した中で、
「海外で大麻が合法化されているのはなぜか」
「日本人が大麻合法国で大麻を使用したら違法か」
など疑問に思われている人もいらっしゃることでしょう。

 

この記事では、海外の国で大麻の合法化や規制緩和された背景や各国の大麻事情を詳しく解説します。また、大麻が合法化された国で日本人が大麻を使用するとどうなるのかや、大麻をめぐる国際的情勢についてもお伝えします。

 

この記事を読めば、海外の大麻事情と日本や海外の大麻をめぐる動きを理解できるので、ぜひ最後までご覧ください。

 

 

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大麻が海外で合法化されるのはなぜ?5ヶ国の大麻事情を紹介

近年、世界各国で大麻の合法化や規制緩和が進んでいます。ここでは、下記の5つの国の大麻事情について解説します。

  • アメリカ
  • カナダ
  • ウルグアイ
  • オランダ
  • メキシコ

順に見ていきましょう。

 

アメリカ

国連麻薬委員会が大麻を「最も危険な薬物」リストから除外した事を機に、アメリカの下院議会ではアメリカ全土で大麻を合法と認める法案が可決されました。

 

法案には、大麻の個人による栽培や売買の罰則を撤廃することが定められています。大麻に関する過去の犯罪歴を取り消すことや、税金を課して薬物対策の資金に充填することも盛り込まれました。

 

2020年12月現在、アメリカではワシントン州などの計36州で、医療を目的とした大麻の使用が認められています。加えてカリフォルニア州などの15州では、嗜好品としての大麻の使用が合法化されています。

 

法案が上院議員でも可決されアメリカ全体で大麻が合法と認められれば、世界の大麻を取り巻く状況も大きく変わるでしょう。

 

カナダ

カナダでは2018年10月17日、嗜好用大麻の所持・使用が許可されました。重要なのは、新たに合法化されたのが嗜好品としての大麻だということです。カナダでは医療を目的とした大麻の取り扱いは、2001年に既に合法化されていました。

 

カナダが嗜好用として大麻を合法化した理由について、当時のトルドー首相は次のように語っています。「若者がハードドラッグに手を出す確率が低くなる。また薬物を密売する組織の利益を減らすことができる。」

 

カナダでは、大麻が合法化される前より大麻を使用する人が多く存在していました。大麻の流通を正し、若者や犯罪組織による大麻の取り扱いを規制するため、大麻の合法化に踏み切ったのです。

 

ウルグアイ

ウルグアイでは、2013年12月11日に大麻の栽培や売買を合法化する法案を可決しました。栽培や売買を含め大麻を合法化したのはウルグアイが世界初です。

 

ウルグアイが栽培を含めて大麻を合法化したのには、流通を政府の管理下で許可することで治安の改善を図ったという理由があります。当時のムヒカ大統領が「大麻密売組織の資金源を絶ち、若者の薬物乱用を防止できる。」と議会で主張し審議されたのちに、大麻が合法化されました。

 

オランダ

オランダでは、18歳以上の成人は大麻の使用や所持が認められています。しかしながら、オランダでは大麻の使用は合法ではありません。

 

オランダの法律では、大麻の使用による二次的な問題を引き起こさないという条件の下、個人による大麻の所持や利用が非犯罪化されているのです。オランダで大麻が非犯罪化された背景には、密売組織の資金源を断ち、大麻より危険な薬物の使用を防止する目的があります。

 

そのため、大麻を購入できるのは「コーヒーショップ」と呼ばれる大麻の取り扱いを許可された専門店のみという制限が付いています。

 

メキシコ

メキシコ

メキシコでは2020年11月に嗜好品としての大麻の使用を合法化する法案が可決されたばかりです。大麻が全面的に解禁されるのはウルグアイとカナダに続き3カ国目。その市場規模は世界最大級になる見通しです。

 

メキシコではマフィアが巨大組織として大きな力を持ち、麻薬戦争と呼ばれる抗争によって治安が悪化しています。大麻を合法化した背景には密売を抑制し、マフィアを弱体化させる狙いがあります。

 

日本人が海外で大麻を使用したら違法?2つの事例について解説

日本では、大麻取締法により大麻の所持は違法として規制されています。では、大麻を合法化している国に訪れた日本人が、現地で大麻を使用することは違法行為となるのでしょうか。

 

ここでは、日本人が大麻合法化国に訪れて大麻を所持や使用した場合について、具体的な事例を想定して詳しく解説します。

 

日本の大麻取締法による国外犯処罰規定

結論から言うと、大麻が合法化されている海外の国や地域でも日本人が大麻を所持することは違法です。

 

「大麻取締法 第二十四条の八」では、大麻を所持した場合の罰則について「刑法 第二条」に従うよう定められています。「刑法 第二条」は、日本人が国外で行ったことについても日本の法が適用されるという内容です。

 

日本人が海外で大麻を所持した場合でも、国外犯処罰規定により違法と判断されます。大麻合法国であっても、日本人が大麻を所持することは禁じられていることを覚えておきましょう。

 

日本人が海外で大麻を使用するのは違法!2つの事例を紹介

大麻合法国であっても日本人が大麻を所持することは国外犯処罰規定により違法であることが分かりました。では、実際に日本人が大麻合法国を訪れて大麻を購入したり、使用したりした場合はどうなるのでしょうか。

 

ここでは、下記の2つの事例について解説します。

  • 事例①:カナダの大麻を日本人は買える?
  • 事例②:ハワイで大麻を日本人は吸ってよいのか?

では、順番に確認してみましょう。

 

事例①:カナダの大麻を日本人は買える?

前述のとおり、大麻合法国であっても日本人が大麻を所持することは禁じられています。大麻が合法化されているカナダでは、カナダ政府による厳しい規制により旅行者が簡単に大麻を購入できる状態ではありません。

 

しかし、一部では旅行者へ大麻をすすめる違法組織が存在しています。加えて、大麻の成分が入ったチョコレートやキャンディーなどのお菓子は、合法的に販売されています。

 

もし大麻の成分が入ったお菓子を誤って購入し日本に持ち込んだ場合には、大麻取締法違反として処罰される可能性があります。十分注意しましょう。

 

事例②:ハワイで大麻を日本人は吸ってよいのか?

実は、日本の大麻取締法では、大麻の「使用」について特に罰則が定められていません。しかし、大麻を使用するにあたっては必ずその過程で所持という行為が伴うので、違法行為に変わりありません。

 

大麻の使用が合法化されているハワイでも、決して大麻を安易に吸ってはなりません。

 

日本人が海外で大麻を吸うのは合法?日本と海外との違いや大麻取締法について解説」の記事では、日本人が海外で大麻を使用した場合について詳しく解説しています。大麻取締法で大麻の「使用」について罰則が定められていない理由についても詳しく説明しているので、興味がある人はぜひご覧ください。 

 

大麻が合法の海外で医療大麻の治療を受けたら違法?

大麻が合法の海外で医療大麻の治療を受けたら違法?

では、大麻合法国で医療大麻を使った治療を受けた場合はどうなるのでしょうか。結論から言うと、病院で専門医の判断により処方されたのであれば、大麻取締法違反とはみなされない可能性が高いでしょう。その理由は2つあります。

 

1つは、医療用の大麻が合法化された国で専門医の判断により処方されたことは、大麻を使用した「正当な理由」にあたるからです。大麻取締法には、処罰されるのは「みだりに」所持した場合と記載されています。

 

もう1つの理由は、処方された大麻は大麻合法国にある病院が管理している大麻であるからです。患者が自己判断で大麻を購入し勝手に使用したわけではないので、患者が大麻を「所持」したとは言えません。

 

医療用大麻は日本では使えない!代替品のCBD製品とは?」の記事では、医療用大麻について詳しく解説しています。興味のある人は、ぜひご覧ください。 

 

大麻の合法化が海外で急速に進んでいる!

現在、日本では大麻の取り扱いは法律により規制されています。しかし、世界中では大麻が合法化される国や地域が次々と出てきています。

 

2020年にも多くの国や地域で新たに大麻が合法化され、大麻に関する国際的議論も急速に進展しました。ここでは、2020年に海外で大麻の合法化がどれくらい進んだのかについて解説します。

 

大麻合法国の数は2020年にどれだけ増えた?

2020年12月に日本臨床カンナビノイド学会が発表した調査結果によれば、2020年に新たに大麻が合法化された地域は、以下の通りです。

  • 医療用大麻:10地域
  • 嗜好用大麻:5地域
  • 産業用大麻:3地域

多くの国や地域で大麻の合法化が進みました。日本でも、厚生労働省が実に44年ぶりに大麻に関する冊子を発行しました。発行した冊子の中には、CBD製品の輸入について明文化されています。

 

大麻の取り扱いが厳しく規制されている日本においても、2020年は大きな進展があった年と言えるでしょう。

 

国連麻薬委員会が大麻を最も危険な薬物分類から削除

国連麻薬委員会が大麻を最も危険な薬物分類から削除

2020年12月、国連麻薬委員会での53カ国の投票の結果、大麻は最も危険な薬物リストから削除されました。この度の投票が行われた背景は、WHOと薬物依存に関する専門委員会が大麻を最も危険な薬物リストから外すよう勧告したことによります。

 

WHOは、大麻には依存性があると懸念しつつも、医療用としての大麻の効能を認めています。正式に大麻植物の医療的価値が認められたことで、大麻の規制緩和がさらに多くの国と地域で進んでいくことが予想されます。

 

日本での大麻合法化をめぐる動き

日本での大麻合法化をめぐる動き

前述のとおり、日本では大麻は違法薬物として医療用、嗜好用ともに取り扱いが規制されているのが現状です。そんな中、厚生労働省は2021年1月より「大麻等の薬物対策のあり方検討会」という有識者会議を開き議論を始めました。新たに大麻の「使用罪」を設けることを検討するものです。

 

専門家の間では、大麻の「使用罪」を検討する目的として、大麻を医療用として使用できるよう法律を整備する目的もあるのではと言われています。難治性てんかんの治療などに大麻が効果を発揮することは分かっており、医療用大麻の治験や臨床での使用を求める声が高まっているからです。

 

日本が追従するWHOやアメリカで医療用大麻の効能が認められ始めているので、今後日本でも大麻をめぐる動きに変化があるかもしれません。

 

まとめ:大麻の合法化が海外で進む背景を理解しよう

まとめ:大麻の合法化が海外で進む背景を理解しよう

海外で大麻が合法化されている国では、様々な背景があることが分かりました。大麻合法国であっても日本人が大麻を手にすることは禁じられています。

 

近年、大麻に関する国際的な議論が急速に進んでおり、2020年にも海外の多くの国や地域で新たに大麻が合法化されました。2020年12月、国連麻薬委員会で大麻が最も危険な薬物から削除されたことを受け、今後大麻の合法化をめぐる動きは、世界中でさらに活発化するでしょう。

 

海外の大麻事情や大麻をめぐる国際的議論について理解し、日本の大麻合法化について一度考えてみて下さい。

 

※当メディアで大麻関連の情報を発信しておりますが、大麻の所持・使用を推奨するものではありません。日本では大麻の所持や栽培は法律により固く禁じられています。絶対に大麻を使用しないでください。

 

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