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2021.04.30 海外の大麻事情

【タイは大麻合法国】解禁により医療大麻ツアーや大麻料理ビジネスが誕生!外国人でも処方してもらえる‼

タイのバルーン

日本から飛行機で、約6時間。旅費も比較的安く、タイは東南アジアのなかでも馴染み深い国です。日本人の口に合う料理や写真映えするスポットが満載で、何度も足を運んでいるという方も多いのではないでしょうか。

 

そんな微笑みの国・タイは、大麻合法国だと知っていますか?

 

この記事では、タイが大麻を合法とした経緯や大麻の位置づけ・違法の線引きについて解説します。この記事を読めば、タイの大麻情報を知ることができますよ!

 

 

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大麻合法国 タイの大麻事情を解説

タイでは古くから、伝統医療として大麻を使用してきた背景があります。現在、大麻を使用した医薬品は一部の病院・クリニックで処方が許可されており、てんかんやパーキンソン病・うつ病・不眠症などの患者に処方されています。

 

また、医療大麻を使用することで痛みの緩和や食欲を増進させる効果があるといわれています。そのため、ステージの進んだガン患者の「生活の質を向上させる」ことを目的に、処方するケースもあります。

 

ここでは、大麻合法国・タイについて、以下のことを詳しく解説します。

 

  • 大麻合法になったのはいつから?
  • 医療目的での使用は合法
  • タイ政府による大麻ゆるキャラ「ドクターガンジャ」登場
  • タイで医療大麻クリニックが開設

 

大麻合法になったのはいつから?

大麻とリキッド

タイで大麻が合法となったのは、2019年。タイの国王ラーマ10世の署名により、医療目的と研究目的のために合法化されましたしかし、誰でも所持してもよいというわけではありません。認められているのは、以下の者および関係機関です。

 

  • 医師が発行する処方箋を持つ者
  • 医薬品・健康関連の政府関係者
  • 教育機関
  • 認定医療専門家
  • 州および国際的な運輸事業者に登録されている農業関連企業

 

医療大麻解禁!医療目的での使用は合法

大麻と聴診器

医療大麻は多くの疾患に対応しており、医師の判断により処方が認められています。しかし、あくまでも合法なのは医療大麻であり、ジョイント等で吸引する嗜好目的では違法となっています。

 

また、個人の大麻の栽培および許可なく所持することも違法となり、処罰の対象となるため注意してください。場合によっては、何年も刑務所で服役する場合もあります。

 

旅行等でタイを訪れ大麻をすすめられても、所持するだけで違法となります。気をつけてくださいね。

 

タイ政府による大麻ゆるキャラ「ドクターガンジャ」

大麻のバッズが並べられた図

2020年1月6日には、タイの首都・バンコクに医療大麻専門のクリニックがオープンしました。

 

国内外から注目を浴びたクリニックのオープニングセレモニーには、「ドクターガンジャ(ガンジャとはタイでは「大麻」を意味する)」が登場。タイ政府がゆるキャラまで作り、国を上げて医療大麻推進に注力しています。

 

理由は、大麻によって生まれる経済的な利益が期待されているからです。

 

タイでは医療大麻クリニックが開設

ご存知の通り、日本では大麻の栽培・所持・使用は認められていません。しかし、タイでは医療大麻を処方する病院・クリニックが数十件あり、外国人にも処方することが可能となっています。

 

そのため、病気の症状に合わせた医療大麻を医師の判断で適切に処方しています。多くはありませんが、医療大麻を求める日本人も来院しているのだとか。

 

医療大麻を扱うクリニックの医師は、国の研修を受け医療大麻の資格を持っています。

 

医療用大麻の商品を買うことができる

大麻ワックス

医療大麻関連の商品は、販売許可を持つ病院・クリニックで買うことができます。2021年4月現在では以下の製品が処方されています。

 

  • 大麻バーム
  • 大麻オイル
  • 大麻カプセル

 

しかし、バンコク市内のクリニックでは大麻入りのコーヒーやお茶などを買うことができます

 

基本的には、医師の処方を出された患者のみが使用可能。そのため、処方なしで購入できる店舗および病院・クリニックには少々注意が必要です。

 

病院では医療大麻の処方箋をもらえる

大麻と薬

日本では、「大麻は危険」という意識がまだまだ拭い切れませんよね。タイで医療大麻を処方された際、「陶酔してしまうのでは?」「中毒になる危険性はないの?」と不安になるでしょう。

 

医療大麻の取り扱い許可を持つクリニック・医師は、陶酔しないように成分を調整して処方しています患者は専門医の診察を受け、必要と診断されれば陶酔成分が抑えられた大麻オイルなどを処方されます。

 

タイでは大麻ビジネスが急増

タイでは医療大麻が合法化し、少しずつ規制の緩和をしはじめています。

 

前項目でも解説したように、大麻によって観光産業の盛り上がりや経済の発展に期待を寄せる動きが感じられます。実際に、大麻料理を扱うレストランが登場し、一部の家庭で大麻の栽培をしはじめているのだとか。

 

ここでは、大麻ビジネスが急増しているタイの実態についてご紹介します。

 

  • タイの医療大麻ツアー⁉
  • タイでは大麻料理を扱うレストランも⁉
  • 一部家庭での大麻栽培も試験的導入

 

タイの医療大麻ツアー⁉

タイの寺院と観光客

国を上げて医療大麻を推進しているタイでは、官民一体で医療ツーリズムにも力を入れています

 

医療と旅行を掛け合わせた新しいスタイル「ウェルネス観光」により、経済を活発させようと医療大麻に期待を寄せています。

 

医療地間に関する規制が緩和すれば、外国人観光客の注目を浴びる可能性が出てくるでしょう。北米やヨーロッパでは、すでにオーガニック食品や大麻などの健康成分を取り扱うリゾート施設が存在しています。

 

タイでは大麻料理を扱うレストランも!?

大麻とフォーク

医療大麻を使用した医薬品は、気になりますよね。しかし、タイでは医薬品だけではなく料理を提供するレストランもあるんです。

 

すでに規制が緩和され、政府の許可を得たレストランでは大麻料理の提供がはじまりました。

 

大麻料理を提供しているのは、タイ中部のプラチンブリー県にあるチャオプラヤ・アブハイブーベ病院。大麻入りのスパイシーサラダ・スパイシースープ・ガパオライス・ポークリブが提供されています。

 

一部家庭での大麻栽培も試験的導入

大麻栽培

大麻に関するニュースは、医療現場やレストランだけではありません。一般家庭で大麻を栽培するプロジェクトも、はじまりつつあります。

 

タイでは大麻栽培を許可するプロジェクトの試験版を開始すると、2020年11月末に発表しました。場所は、ブリラム県クームアン郡バンノンマライ村。10世帯に、1家庭6本の大麻栽培を許可しました。

 

栽培の目的は健康と医療のためとし、大麻の花は医療品を生産するクームアン病院に、葉や茎・根などは健康製品の製造や関連サービスの提供に使用されるということです。

 

医療用以外の大麻使用は禁止

タイは大麻合法国とはいえ、医療用以外の大麻使用は禁止されています政府から許可を得た病院・クリニック以外でも「許可を持っている」と大麻製品を販売するところは、まったくないとはいえません。

 

ここでは、大麻を不法に栽培・所持・使用した場合はどんな刑が科せられるのかを解説します。

 

  • タイでも麻薬不法所持は刑罰がある
  • タイで大麻栽培をした日本人が逮捕

 

タイでも麻薬不法所持は刑罰がある

刑罰

2019年に合法化されて以来、勢いを増して医療大麻を推進しているタイ。しかし、嗜好目的で栽培・所持・使用することは法律で禁止されています。

 

また、医療目的であっても許可されていない企業や個人が栽培や所持することも違法なことに変わりありません。

 

もしも、法を犯した場合は5年の投獄と10万バーツ以下の罰金が科せられます。医師の処方がある場合でも、10キログラムを超えての所持は投獄されます。(2020年時点)

 

タイの麻薬・薬物犯罪の最高刑は死刑

死刑

タイで違法に大麻を所持・使用しても、数年投獄されるだけならと甘く見てはいけません。あくまでも政府に許可されたものだけが合法なだけであって、大麻を含む薬物の使用はいまだに重罪とされています。

 

販売目的の覚せい剤所持に至っては、死刑になってしまうこともまた、タイ国内の刑務所には長期にわたり受刑している日本人もいます。

 

「知らなかった」では済まされないこともあるので、医療大麻を求める場合は必ず政府の許可が下りている病院・クリニックで受診しましょう。

 

タイで大麻栽培をした日本人が逮捕

手錠をかけられた両手

2020年5月。一人の日本人男性が、大麻を違法に栽培したとして逮捕されました。

 

逮捕されたのは「マスターK」と名乗る大麻を違法栽培する日本人グループの一人で、小宮克久容疑者(当時41歳)です。タイ北部にある町・チェンマイにある自宅で、関係者とともに身柄を確保されました。

 

大麻を100鉢以上や乾燥大麻の瓶70本以上など大量に押収され、日本でもニュースで報道されました。小宮容疑者はSNS等で「政府から許可を得ている」と虚偽の記載をしており、タイにいる日本人向けに販売していたということです。

 

海外では同じ日本人だからと安心して信用してしまいがちですが、思わぬ災難に巻き込まれる可能性もあります。「合法だから大丈夫」という言葉を信用しないでくださいね。

 

まとめ:タイでは医療用大麻は合法。嗜好目的では禁止。

大麻とオイル

タイで合法化された医療大麻について、解説しました。

 

たった数時間で行ける国で、大麻が合法化していたなんて驚きですよね。タイ国内に住むタイ人のみならず、日本人を含む外国人も必要であれば医療用大麻の製品を処方してもらえることが分かりました。

 

また、大麻を国を上げて推進しているため、今後もタイの動きに目が離せません。

 

しかし、大麻はあくまでも医療用であって不法に栽培・所持・使用すれば罪に問われます。たタイの大麻が気になるあなたは、以下のことを覚えておいてくださいね。

 

  • あくまで医療用。許可された病院でのみ処方してもらえる。
  • 外国人でも処方してもらえて、日本人患者も来院している。
  • ただし、合法国でも現地日本人が大麻を使用・購入は違法
  • しかし、摘発される可能性は低いので、自己責任で楽しむ人はいる

 

※当メディアで大麻関連の情報を発信しておりますが、大麻の所持・使用を推奨するものではありません。日本では大麻の所持や栽培は法律により固く禁じられています。絶対に大麻を使用しないでください。

 

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