2021.03.12 マリファナ
【保存版】マリファナに依存するとどうなる?知っておきたい精神依存と身体依存
日本では違法であるマリファナも、海外の一部ではタバコと同じように嗜好品として使うことが認められています。マリファナに依存性があるのは事実です。それに加えて様々な健康被害をもたらすリスクもあるのです。
マリファナに依存すると、精神と身体に様々な悪影響を及ぼします。精神的な影響は、強い不安やうつ症状、統合失調症の発症などです。一方の身体的な面では、肺や胸に関する病気のリスクが高くなることや、免疫力の低下などがあります。
この記事を最後まで読んで、マリファナ依存の危険性について、理解を深めて頂けると幸いです。
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マリファナが引き起こす「精神依存」と「身体依存」
マリファナだけでなく、脳に作用する薬物には依存性があります。そして、依存には2種類が存在します。薬物の使用を止めると強烈な不安が現れる精神依存と、場合によっては非常に危険な状態にもなりかねない身体依存です。
マリファナによる依存は身体依存よりも精神依存の方が、大きいと言われています。一方で身体依存は、アルコール依存症などと比べて、明確に判断することが難しいとされています。耐性ができると摂取する量がより多くなっていくことは、依存症に対する基礎知識として重要です。
精神依存とは?
精神依存とは、マリファナが脳に作用し、変容させることで常に薬物を欲するようになることです。この状態になると、家族の協力をもってしても克服することが難しくなります。
精神依存が進むと、以下の症状が見られます。
- 薬物探索行動
- 強い不安やパニック発作
- 不合理な恐怖
- そう状態
- 意欲、興味の低下
- 統合失調症の発症
現在でも、脳自体を回復させる方法や、薬物を強く欲してしまう症状を治す薬などはありません。依存症から回復するには、薬物自体を遠ざけて触れないようにしるしかないのです。
身体依存とは?
身体依存とは、マリファナの使用を止めると、身体に異常な症状が現れる状態のことを言います。
身体依存になると、次のような症状やリスクが出てきます。
- 幻覚
- 妄想
- フラッシュバック
- 免疫機能の低下
- 肺がんのリスク増加
- 睡眠障害
マリファナに依存し、長期に渡って使用していると数々のリスクが付きまといます。特に、10代から使用を始めると、より強く症状が出てしまう可能性があることを覚えておきましょう。
フラッシュバックは、大麻を使用した時の感覚が、使用していない時に突発的にやってくることです。
大麻依存による「短期的影響」と「長期的影響」
マリファナが心身に与える影響は、短期的影響と長期的影響の2種類があります。短期的影響はTHC(テトラヒドロカンビノール)が脳に作用することで現れる影響です。使用者の摂取量や耐性によって症状に強弱があります。
長期的影響は、依存症による長期使用で健康被害を与える影響の事です。例えば、「タバコを吸い続けることでガンになるリスクが増加する」というようなものです。ここではマリファナが与える短期的影響と、長期的影響をそれぞれ3つずつ紹介します。
大麻による3つの短期的悪影響
短期的影響はTHCが脳に作用することで、比較的短時間で現れる影響です。ある研究では、使用者の摂取量や耐性の違いによって、症状の強弱があるとしています。代表的なものとして、以下の3つが挙げられます。
- 知覚の変化
- 学習能力の低下
- 不安やうつ症状
ちなみに、マリファナを吸うと急速に影響が出るのに対して、経口摂取の場合には1~2時間かかります。
知覚の変化
マリファナを吸うと、視覚や聴覚などの感覚に異常をきたします。酷い場合だと、幻覚や幻聴を感じるようになり、現実と空想の区別がつかなくなってしまうのです。
その影響によって、自分を過度に傷つけるようになったことや、ゲームの世界を現実と勘違いし、相手に攻撃された時に痛みを感じたという例も報告されています。
学習能力の低下
THCが作用する脳の部位には、記憶を司る部位も含まれています。そこに影響が及ぶことで危惧されるのが記憶力の低下です。自身が直前に話していたことも忘れ、同じ話題を延々と繰り返すような行動を取るようになります。
何をしてもすぐに忘れてしまう状態が続くと、結果として学習能力の低下に繋がってしまいます。
不安やうつ症状
強い不安感や被害妄想が起こるのは、脳の偏桃体に影響が及ぶからです。偏桃体は逃走反応を司っており、活性が高まりすぎると強い不安や妄想が使用者を襲います。
情緒が不安定となり、イライラが止まらなくなるのです。加えて、思考力が落ち、何に対しても興味を示さなくなって、無気力な状態になっていしまいます。
「大麻を吸いすぎるとどうなる?9つの症状と5つの対処法をご紹介!」の記事では、大麻を吸いすぎることによる身体や精神への影響について解説しています。興味のある人は、ぜひご覧ください。
大麻による3つの長期的悪影響
長期的影響は、依存症による長期使用で健康被害を与える影響の事です。例えるなら、タバコやアルコールへの依存によるリスクと同じようなもので、マリファナにも存在すると言われています。先の短期的影響に続いて、ここでは以下に記載する3つの長期的影響ついて解説します。
- 肺・胸関連の病気のリスク増加
- 骨密度の減少
- 統合失調症のリスクを高める
肺・胸関連の病気のリスク増加
マリファナが燃える時に出る煙の中には、ベンゾプロピレンなどのタバコと同様の発がん性物質が含まれています。含有量はマリファナの方が50~70%多いようです。マリファナを吸う場合は、タバコと違って煙を長く肺にとどめておくことが多くあります。単純に吸う頻度が同じだったと仮定すると、気管支や肺に発がん物質が長時間接するため、がんのリスクが高まるのです。
加えて、マリファナの使用は、血液の酸素運搬能力の低下を招きます。これによって使用後1時間以内に心臓発作を起こすリスクが4.8倍に上昇するという研究もあるのです。心拍数の増加も問題で、冠動脈疾患がある人だと、狭心症や心筋梗塞などの引き金になる可能性があると言われています。
※冠動脈疾患とは、心臓をとりまく血管が狭くなり、血液量が減少することで十分な酸素や栄養素を心筋に供給できなくなっている状態です。
骨密度の減少
過去5000回以上マリファナを使用しているヘビーユーザーを対象に行った研究では、使用者の骨密度が低下する可能性があることがわかりました。骨密度の低下は骨折のリスクを高めてしまうため、ちょっとした打撲でも、重症化してしまうかもしれないということです。
別の研究では、若いマウスに大麻と同様の成分を投与したところ、骨組織が破壊される速度が速くなったという結果も出ています。
統合失調症のリスクを高める
数年間に渡って、多数の人を観察し続けた3つの研究によって、マリファナを使用する人は、統合失調症になるリスクが平均より高いことが発表されました。すい始めるのが早いほど、受ける影響は大きく、15歳以前から使用していると、26歳の時点での罹患率が4倍にもなるのです。
10代の人がなぜ大麻の影響を受けやすいのかは、まだはっきりと解明されていません。ただ、20歳まで発達を続ける脳で行われている、神経回路の整理に影響を与えることで、強い効果をもたらす可能性があるとされています。
加えて、最近のヨーロッパでの研究によると、遺伝的に精神疾患に罹りやすい人は、マリファナによる統合失調症のリスクが高いということです。
まとめ:大麻は依存性があり有害で危険
マリファナは使用することで多くのリスクが生じます。最近は、タバコやアルコールと比べると健康被害が少ない、という情報が出回っていますが実際はそうではありません。精神的には不安やうつ症状などを引き起こし、統合失調症になるリスクがありますし、身体的には肺や気管支のがんや心臓発作が起きることもあります。
加えて依存性もあり、一度依存症になってしまうと、特効薬もなく地道に回復させるしか方法が無いので、治療が長期化してしまいます。その間に離脱症状にも苦しめられるのです。生活環境や人間関係が崩壊してしまう可能性だってあります。マリファナとは、そのような危険なものであることを覚えておきましょう。
「大麻って副作用はあるの?症状を5つ解説!大麻が禁止された本当の理由はGHQにあった」の記事では、大麻の副作用について解説しています。ぜひ、あわせてご覧ください。
※当メディアで大麻関連の情報を発信しておりますが、大麻の所持・使用を推奨するものではありません。日本では大麻の所持や栽培は法律により固く禁じられています。絶対に大麻を使用しないでください。
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