2021.04.04 マリファナ
脱法ハーブは大麻の成分が含まれている?脱法ハーブの危険性について徹底解説!
脱法ハーブがどのようなものか、理解している人は少ないです。この記事では大麻と同様もしくはそれ以上に危険な成分が含まれ、非常に危険な薬物である脱法ハーブについて詳しく解説していきます。
脱法ハーブの危険性について徹底解説していきますので興味のある方は是非最後まで読んでください。
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脱法ハーブ・合法ハーブは危険ドラッグと呼ばれる
「脱法ドラッグ」「合法ハーブ」は2014年7月に危険性が高いことが理解できるような用語を国が公募した結果、「危険ドラッグ」と呼ばれるようになりました。
危険ドラッグとは、規制薬物または、指定薬物に化学構造を似せて作られた、薬物と同様の薬理作用を有する物質をいいます。
また、規制薬物及び指定薬物を含有しないと表記していながら、規制薬物又は指定薬物を含有する製品のこともさします。
危険ドラッグは大麻・覚せい剤の模倣品
危険ドラッグには、大麻に似た作用を持つ薬物(合成カンナビノイド)を乾燥植物に混ぜ込んで造られるものもあります。
大麻や覚醒剤などの規制薬物よりも毒性が高い可能性があります。商品によって含有量が異なるため、体に及ぼす影響がわからず大変危険です。
料理で使う「ハーブ」や「ハーブティー」ではありませんので、騙されないように気をつけましょう。
危険ドラッグは法律による規制を逃れるために作られた乱用薬物
危険ドラッグは、薬機法の規制を逃れるため、大麻や覚せい剤に似た新しい化学構造を合成し、薬理学、毒性学的データがないまま闇市場で流通しています。
新しい化合物が含有されている場合は、既存の法律では取り締まることができませんでした。その対策として2013年には、類似の化学構造による包括的規制が実施できるようになりまし。
また、2014年には自動車の暴走運転事故に幻覚作用のある「脱法ハーブ」の関与が疑われる事例が発生し、大きな社会問題となりました。
この事件がきっかけとなり、指定薬物の所有・使用を禁じる法改正が行われたのです。さらに、危険ドラッグ販売店の摘発も強化されるようになりました。
大麻・覚せい剤は古くから世界各地で乱用されている薬物
大麻は古くから栽培され、繊維の原料として世界各地で生育しています。現在世界でもっと多く乱用されている薬物が大麻です。
乾燥大麻の葉部を細かく刻んでタバコ状にしたものをマリファナと呼び、吸煙すると気分が快活、陽気になります。そして、時間と空間の感覚が変化し、触覚、視覚、嗅覚、味覚、聴覚などの感覚が鋭敏になります。
また、覚せい剤も古くから世界各地で乱用されている薬物の1つです。覚せい剤を摂取した場合は、一般に気分の高まりを覚え、陽気になります。さらに、疲労や倦怠感は吹き飛び、単純な作業の能率は上昇します。
しかし、複雑な学習や慎重な判断、集中力を必要とする仕事の能率は低下してしまいます。覚せい剤により頭が冴えたようになる感覚は錯覚です。
中枢神経系の興奮作用と同時に散瞳、頻脈、血圧上昇などの交感神経系の症状を併発してしまいます。
危険ドラッグの身体への影響は麻薬や覚醒剤以上
麻薬や覚醒剤の化学構造を多少変化させた物質が含まれている危険ドラッグは、麻薬や覚醒剤と同様に体への悪影響を与えます。それどころか、麻薬や覚醒剤よりもさらに危険な成分が含まれていることもあります。
さらには、含まれている化合物が不明であることが多いです。同じ名称、同じ包装形態でも含有化合物の種類や量が異なる場合があります。また、鎮静、興奮、幻覚など、薬理作用が異なる複数の薬物が混在している場合も多くあります。
そのため、危険ドラッグの身体への影響は麻薬や覚醒剤以上である可能性が高いです。
代表的な脱法ハーブはイギリスで流行した「スパイス」
数多くの種類が存在する脱法ハーブですが、代表的なものに「スパイス」と呼ばれているものがあります。2000年代初頭にイギリスをはじめドイツやスイスといったヨーロッパ各国で、合法的に使用可能な大麻・マリファナの名目で流通しました。
スパイスは大麻・マリファナのように自然由来のものではなく、化学的に麻薬成分を製造したものです。現在では強い規制によって流通が減少したと言われていますが、類似品が数多く出回り、撲滅には困難を極めています。
さらにスパイスの登場後、脱法ハーブ、ドラッグが多数登場し、その危険性や依存性が世界中で問題になっています。
スパイスの効果はコカインに似ている
スパイスはコカインに似た効果があると言われます。使用目的は、他の多くの違法ドラッグと大して変わりませんが、強烈な多幸感、過剰な自信が沸き起こるといった向精神作用があります。
スパイス使用後は激しい副作用に見舞われることが知られています。脱力感、筋肉の硬直、嘔吐といった、肉体的な中毒症状を発症し症状がひどくなると、意識を失うことも珍しくないです。
マンチェスターでは、多くの人がスパイスの中毒症状により倒れ込んでいました。なかには凍ったように立ったまま硬直している人がいるといった異様な光景が広がっていました。その光景はまるでゾンビ映画のような情景だったといわれます。
これらのことから、人をゾンビに変える恐怖のドラッグとして、スパイスは恐れられています。
スパイスは街中で堂々と売られていた
流通初期のスパイスは主成分が判明しておらず、危険性が認知されていなかったため規制の対象外でした。
イギリスでは街中で売人が堂々とスパイスを売っていました。大胆にも交番の真横で売られることもあります。
普通に売られている安心感から多くの人の手に渡り、流通のきっかけになりました。
スパイスは他のドラッグよりも依存性が高い
スパイスは強烈な副作用、入手の容易さに加えて、高い依存性があるのが特徴です。
違法ドラッグとして知られるコカインの数十倍の依存性があり、3日間続けて使用すると、止めるのが困難になるといわれます。
頭でスパイスを止めようと思っても、禁断症状が現れ、体が震え出します。イギリスの路上では、スパイスの禁断症状に苦しむ姿が多く見られました。
依存に打ち勝つことができずに過剰摂取をすると、中毒症状により命を落とす危険性もあります。イギリス国内では、スパイスを吸引後に口から泡をふき、そのまま息を引き取った事故が多発しました。
一度手を出すと、正常な生活に戻れなくなるのがスパイスの危険性です。
脱法ハーブは大麻・覚せい剤よりも流通量が多い
脱法ハーブは大麻・覚せい剤よりも多く流通しているといわれています。
とくに日本では、大麻・覚せい剤は規制の対象となるため、一般的に入手することは困難です。しかし、脱法ハーブの成分は規制をかいくぐることが可能であることから、比較的に簡単に入手できます。
クラブや繁華街の売人から購入でき、人気のない場所で脱法ハーブの自販機なども存在していました。
海外でも大麻・覚せい剤の代用品として出回っており、売人などから購入できるといわれています。
脱法ハーブは1000円~5000円ほどの値段で売買されていた
アメリカのとある店舗では0.5gあたり日本円で千円から最大5千円ほどで売られていました。このように、脱法ハーブの値段はさまざまです。品質の違いから値段に差が生まれます。
製造元が不明な脱法ハーブも多くあり、不純物が大量に混ざったものを高額で販売している悪質なケースも珍しくありません。
価格に見合わないものを購入しても、法的にグレーゾーンなものが多いため、購入者も泣き寝入りせざるを得ないです。
脱法ハーブは危険な薬物に見えないように売られている
脱法ハーブは、危険な薬物に見えないように「お香」「バスソルト」「ハーブ」「アロマ」など、一見人体摂取用と思われないよう目的を偽装して販売されています。
色や形状も様々で、粉末・液体・乾燥植物など、見た目で判別できないように巧妙に作られています。
パッケージや液体はカラフルにデザインされ、危険な薬物に見えません。そのため、キレイ、かっこいいという印象を持ってしまいますが、中身は売っている方もどんな成分が入っているかわからない恐ろしい薬物です。
「合法」や「安全」という言葉を安易に信用してはいけません。
まとめ:脱法ハーブも大麻・覚せい剤と同様に危険な薬物
今回の記事では、脱法ハーブの危険性について徹底解説しました。脱法ハーブも大麻・覚せい剤と同様もしくはそれ以上に危険な成分が含まれている、非常に危険な薬物です。
さらに規制をかいくぐるために新しい化合物を含有するなどして流通しています。また、脱法ハーブには見えないようなカラフルなデザインで販売されているため、「脱法」や「合法」という言葉に惑わされないように注意が必要です。
※当メディアで大麻関連の情報を発信しておりますが、大麻の所持・使用を推奨するものではありません。日本では大麻の所持や栽培は法律により固く禁じられています。絶対に大麻を使用しないでください。
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