2021.04.29 マリファナ
【大麻を吸うとどうなる?】ハイな状態や見た目・行動などの特徴や、依存症などのリスクも解説
海外では合法となっている大麻。日本では違法なため、大麻を吸う機会はありません。
しかし、法務省が発表した2019年の大麻取締法違反の検挙数は4,570人で、前年比は21.5%。若年層を中心に大麻使用者が増えているといえます。数字だけ見ると多いように感じますが、大麻を吸うとどんな変化があり周囲の人は気付くのでしょうか?
そこで、この記事では以下について解説します。
- 大麻とは?
- 大麻を吸うとどうなるの?
- 大麻を吸っている人の変化・特徴
この記事を読めば、大麻を吸うことで起こる「こころと体の変化」を知ることができますよ。
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大麻ってなに?
大麻取締法における「大麻」とは、大麻草(カンナビス・サティバ・エル : Cannabis sativa L. )及びその製品のこと。カンタンにいうと、大麻という植物以外に、大麻を使って作られた製品全般のことを指します。
大麻はマリファナやガンジャと呼ばれることもありますね。
日本では、古くからしめ縄や神事のお祓いで使用する大麻(おおあさ)など、摂取目的以外で使われてきました。今では、品種改良して麻薬の成分を減らしたものを認定栽培業者が栽培しています。
それでは、大麻について以下の項目に分けて詳しく解説していきます。
- 日本では大麻は違法
- 大麻の使い方
- 大麻の吸う部位はどこ?
日本では大麻は違法
海外では、地域によっては大麻を合法としているところもありますよね。しかし、日本で大麻を所持および譲受・譲渡は違法となり、処罰の対象となっています。
例えば、所持・譲受・譲渡した場合は5年以下の懲役とされ、営利目的であった場合は7年以下の懲役です。内容によっては200万円以下の罰金となります。使用していなくても所持しているだけで処罰の対象となるため、知り合い等に渡されても断りましょう。
また、1991年には大麻取締法が改正され、日本国外であっても処罰対象となりました。つまり、大麻合法国での所持・利用でも、日本国籍であれば刑罰が適応されるということです。
大麻の使い方
大麻は、樹脂や乾燥葉をタバコに混ぜて、紙巻きタバコを用いて吸うのが最も一般的な使い方です。そのほかにも水パイプのような道具を使って摂取する「ボング」や、料理夜・お菓子に混ぜて食べるという方法もあります。
また、最近では電子タバコのような機械「ヴェポライザ―」も人気。
それぞれの方法にはメリット・デメリットがありますが、使用者は好みで使い分けています。
大麻の吸う部位はどこ?
大麻といえば、モミジのような葉の部分を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。気持ちを高ぶらせたいときに使用する大麻ですが、実は葉の部分を摂取してもハイにはなりません。
大麻は、メス(雌株)の花の目の部分を使用します。栽培して花芽を収穫し、乾燥させてから使います。花芽のことを「バッズ」と呼ぶこともあるので、覚えておくとよいでしょう。
なお、使用するのはメスの花芽のみで、オス(雄株)はハイになりません。
大麻を吸うとどうなるの?
大麻を使ったことがなくても、吸うとどうなるのか気になりませんか?
大麻を吸うと、一般的には「ハイ」な状態になるといわれています。ハイになりたいために吸うと表現したほうが分かりやすいかもしれませんね。
大麻はタバコと同じ要領で吸う方法が一般的で、手軽に携帯できてしまいます。それでは、ハイになることについて詳しく見ていきましょう。
大麻を吸うとハイになる
大麻を吸うと、「ハイ」になります。つまり、リラックスした気分や幸せを感じる・よく眠れるなど、心地のよい状態になります。しかし、使用したら全員がハイになるとは限りません。
10人に1人くらいは、混乱や幻覚といった不快な症状が表れることがあります。また、毎回ハイになるわけではなく、場合によっては不快を感じることもあります。
大麻を吸うことによる体への悪影響
大麻を吸えばハイになれるならよいものなのでは?と思うかもしれません。しかし、大麻はこころにも体にも多大な影響を与えます。
大麻を薬として処方している国もありますが、取り扱いが許された専門医が適切に処方しています。一般人が手を出すものではないことが分かりますね。
ここでは、大麻を吸うことによる体への影響を以下の項目に分けて解説します。
- 大麻によって嘔吐や不安発作を起こす
- 大麻依存症のリスクがある
大麻によって嘔吐や不安発作に
大麻といってもさまざま品種・製品が販売されており、THC(大麻に含まれる精神に作用する主成分)の含有量は異なります。
THCを多く含む大麻および製品を摂取すると、神経過敏になり不安発作や激しい嘔吐・食欲亢進を引き起こします。
THCを多く含む新種の大麻は、まだまだ研究が十分ではありません。しかし、神経疾患を引き起こす危険性が高いとされています。
大麻依存症のリスクも
ハイになれるしよく眠れるからと、使いすぎはよくありません。長期間大麻を使用すれば、大麻依存のリスクが高まります。
大麻を使用していると、同じ効果を得るために量がどんどん必要になってしまいます。やめようと思っても「大麻を吸わないといけない」と脅迫感を感じて、大麻を探したり購入するなど生活を犠牲にしてしまいます。
快感を得るために吸っていたはずなのに、いつのまにか依存してしまうというリスクがあります。
吸う頻度によっては健康へのリスクも
大麻による健康リスクがどれくらいか、ご存知ですか?吸う頻度によっては、健康被害を及ぼす可能性もあります。健康被害は、主に以下の2点です。
- 肺がんのリスクがタバコより高い
- 初心者のバッドトリップ
法律で禁止されているくらいなので、悪いものだという認識を持つ方は多いのかもしれません。しかし、どれくらい体に悪いのかを知っている人は少なくありません。
ここでは、大麻を吸う頻度によって体に及ぼす健康リスクを解説します。それでは、詳しく見ていきましょう。
肺がんのリスクがタバコより高い
タバコは身体に悪い・肺がんになるリスクが高いとよくいわれますが、実は大麻を吸う方が肺がんのリスクが高いんです。
大麻の煙は、ベンゾピレンなどの発がん性物質を含んでいます。タバコの煙と比べると、50~70%も多いのだとか!また、大麻を吸う人は煙を深く吸い込み、息を止めます。その際、タバコを吸うときよりも肺や気道に長時間発がん性物質と接触しています。
1本のタバコと大麻を比べてみても、肺に沈着するタールの量は4倍。そのため、大麻はタバコよりも肺がんになる危険性が高いといわれています。
初心者のバッドトリップ
大麻に慣れている人はともかく、初心者はどれくらい吸ったらいいのか分かりませんよね。ついつい吸い過ぎてしまい、ハイになりすぎてバッドトリップしてしまうことがあります。
バッドトリップをしてしまうと、気分が悪くなり全てのことがネガティブに思えます。最悪の場合は、パニックを起こして危険な状態になってしまうことも。
初心者は少し吸っただけでハイになりますが、吸い過ぎないように注意が必要です。
大麻を吸ってる人はすぐバレる⁉
あなたは、大麻を吸う人の近くにいたことはありますか?おそらく、ほとんどの方が「ない」と答えるでしょう。
大麻を吸うとハイになることは、前項目で解説しました。しかし、ハイになること以外のも、以下のような特徴があります。
- 急にハイテンションになる
- 被害妄想
- 目が充血しうつろになる
- 何度も同じ話をする
- 独特な匂いがする
ここでは、大麻を吸っている人の5つの特徴について解説します。
大麻を吸う人の特徴①:急にハイテンションになる
大麻を吸うと、テンションが高くなります。いわゆる「ハイ」になっている状態で、気分が高まるからです。
例えば、お酒を飲むと普段おとなしい方でもテンションが高くなることがありますよね。大麻を吸ってハイになるのは、お酒を飲んで酔っている状態とよく似ています。
急に笑い出したり活動的になったり、テンションが高くなってしまいます。
大麻を吸う人の特徴②:被害妄想
被害妄想は、ハイを通り越してバッドトリップしてしまっている状態です。バッドトリップの症状はさまざまですが、被害妄想が強くなることがあります。
例えば、悪口を言われていると感じたり、誰かが襲い掛かってくるなどの妄想状態ですね。そのほか、ビルなど背の高い建物に見下されていると感じることもあるようです。
被害妄想が強く出ると、パニックを起こしてしまうことも。バッドトリップは時間が経てば、落ち着きを取り戻します。
大麻を吸う人の特徴③:目が充血しうつろになる
大麻を吸いハイになると、目がトロンとしてうつろになります。これも、お酒を飲み過ぎたときとよく似ていますね。
また、大麻を吸うと血圧が低下し毛細血管が拡張します。そのため、目(眼球)の毛細血管が見えやすくなり充血して赤くなります。
目がうつろになり充血すれば心配になりますが、時間が経てば元に戻ります。
大麻を吸う人の特徴④:何度も同じ話をする
同じ話を何度もするのも、大麻を吸う人の特徴です。
大麻は神経だけではなく、脳にも作用します。そのため、記憶や認知にも影響を及ぼすといわれています。何度も同じ話をするのも、お酒に酔った状態と似ていますね。
大麻を吸うと、今何を話しているのか何をしていたのかを忘れてしまうため、同じ話をしてしまいます。会話が音のように聞こえ、相手が何を話しているのかわからないこともあるようです。
大麻を吸う人の特徴⑤:独特な匂いがする
大麻には、独特の匂いがあります。ほうじ茶を炒った匂いと表現されることもありますし、甘い香りと感じる人もいます。
タバコとは違う匂いがするため、近くで大麻を吸っている人がいたらすぐに気付くかもしれません。大麻を日常的に吸っている人は、匂いが服や身体に染みついてしまうことも。
甘い香りのするタバコも販売されていますが、独特の匂いがしたら大麻を吸った後かもしれませんね。
まとめ:大麻は依存性があり、行動も特徴的でバレやすい!
大麻を吸うとどうなるのか、吸っている人の行動、特徴、そして、大麻とはどんなものなのかについてを解説しました。
海外では合法なため、さほど体に影響がないと思いがちです。しかし、こころにも体にも多くの影響を及ぼすことが分かりましたね。また、大麻は依存性があることも、分かりました。
一般的にはタバコのようにして吸うため、周りからはバレないと思われがちです。しかし、行動や匂いですぐにバレしまいます。
日常的にストレスが溜まり手を出してしまう危険を感じている方は、CBDを摂取するという方法もあります。大麻のリラックス成分だけを楽しめる、日本でも合法の製品ですよ。
大麻の知識を深め、安易に手を出さないようにしてくださいね。
※当メディアで大麻関連の情報を発信しておりますが、大麻の所持・使用を推奨するものではありません。日本では大麻の所持や栽培は法律により固く禁じられています。絶対に大麻を使用しないでください。
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