2021.03.12 マリファナ
大麻を吸い続けるとどうなる?大麻が体や脳に及ぼす作用を徹底解説!
日本では、大麻は法律で取り扱いが厳しく規制されています。しかし、海外では医療用や嗜好品として合法的に大麻が使用されている国や地域もあります。
日本では、大麻を身近に感じることが少ないので、
「大麻を吸い続けるとどうなるの?」
「大麻は体や脳にどんな影響があるの?」
などと疑問に思われている人もいらっしゃることでしょう。
本記事では、大麻を吸い続けるとどうなるのかを詳しく解説します。この記事を最後まで読むことで、大麻が体や脳に与える良い作用や悪影響と、大麻を吸い続けている人の特徴についてご理解いただけます。ぜひ最後までお読みください。
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大麻を吸い続けると何が悪い?大麻が体に及ぼすマイナスの作用5選
別名「マリファナ」とも呼ばれている大麻。大麻を摂取することで「ハイ」になったり、体が癒されたりする効果が得られます。
海外では医学的な側面でも活用されている大麻ですが、もちろんデメリットも。ここでは、大麻を吸い続けることで体に与えるマイナスの作用を5つ紹介します。
- 薬物依存症になる可能性がある
- 認知機能に障害が起こる可能性がある
- 呼吸器の疾患を発症する危険性が高まる
- 心臓血管病を発症する危険性が高まる
- 癌になる危険性が高まる
それぞれ順番に解説していきます。
薬物依存症になる可能性がある
一般的に大麻には依存性があまりないと考えられていますが、完全にないわけではありません。タバコの依存率よりは少ないですが、精神が安定していない人や持病がある人が高い頻度で大麻を摂取するといつの間にか依存しているということもあります。
NHIが行った研究では、18歳までに大麻を常習的に使用する習慣を身につけた場合、大麻依存症となる可能性が大人の4~7倍も高くなる傾向があるという結果も。また、大麻を多量に使用していると、幻覚や妄想、知的機能の低下などの後遺症が残る危険性もあると言われています。
認知機能に障害が起こる可能性がある
大麻を長期的に摂取し続けると、認知障害を引き起こす危険性があります。特に未成年から大麻を使用している人については、成人後に記憶力や思考能力に障害が出るという研究結果も。
アメリカにあるデューク大学は、大麻常習者のIQ調査を実施しました。若いときから大麻を使用している人のIQは、大麻を吸っていない人に比べて38歳までに8ポイントも低下したことが示されています。
呼吸器の疾患を発症する危険性が高まる
大麻の使用は、呼吸器の疾患を発症させる危険性も。大麻に含まれているタールの成分が呼吸器に悪い影響を与えます。大麻を吸うときに取り込んでしまうタールと一酸化炭素により、肺に負担がかかり肺疾患につながる可能性があるのです。
加えて、大麻を吸い続けることで肺感染症や気管支炎、癌などのリスクも増加するそう。そのため、海外では呼吸器に負担をかけないように、喫煙以外の方法で大麻を摂取している人もいます。
心臓血管病を発症する危険性が高まる
大麻の悪影響の1つとして、心臓血管への影響があげられます。大麻は血管を拡張させる作用があり、血圧や心拍数に影響を及ぼします。2017年、アメリカのハーバード大学は、大麻を摂取した後には心臓発作のリスクが高まるとの調査結果を発表しました。
大麻を吸うことで血圧や心拍数がどう変化するのかについては様々な意見があり、まだ研究がすすめられている段階です。しかし、大麻を吸うことにより心拍数が上昇すると、心臓発作が起こる可能性があるため注意が必要と言えます。
癌になる危険性が高まる
前述のとおり、大麻を吸うときにでる煙には、発がん性物質が多く含まれています。特に、若い人が大麻を長期にわたり摂取すると肺癌になる危険性が増大するという研究結果も。
大麻の成分は、脳の神経細胞や免疫系の細胞にも作用するので、癌になる危険性が高まるのは肺のみではありません。海外のある調査によれば、大麻を吸い続けると、肺癌のみでなく頭部や頚部、生殖器などの癌にかかる確率も高くなるという報告もあがっています。
若者が大麻を吸うとこんなに危ない!大麻が脳の発達を妨げる
若者が大麻を吸うと、体や脳にどのような影響があるのでしょうか。まだ脳が成長しきっていない子供が大麻を吸うと、病気にかかりやすくなるだけでなく、記憶力や集中力にも支障をきたします。
また、前述のとおり、若いときに大麻を常習的に使用する習慣を身につけた場合、大麻依存症となる可能性が高くなる傾向に。アメリカの国立ドラッグ乱用研究所の調査では、10代に初めて大麻を吸った人の17%、10代から毎日吸う人の20〜50%に大麻依存症の症状が見られるそうです。
大麻を常習的に吸っている人の特徴3選
大麻を日常的に吸っている人には特徴があります。大麻を吸い続けることで見た目や行動にも影響が及ぶのです。ここでは、大麻を常習的に吸っている人の特徴を3つご紹介します。
- テンションの高低差が激しい
- 感情のコントロールがうまくできない
- 目が充血している
1つずつ見ていきましょう。
テンションの高低差が激しい
1つ目の特徴としてテンションの高低差が激しいことがあげられます。大麻を摂取しているときは、急にテンションが高くなります。大麻の精神活性化作用により、いわゆる「ハイ」になるためです。
一方で、時間と共に大麻の作用が薄れてくると、気が抜けたようにテンションが低くなる人がいます。
感情のコントロールがうまくできない
2つ目の特徴は、感情のコントロールがうまくできないことです。大麻を常習的に吸い続けていると自分で感情を抑制することが上手くできなくなります。
大麻を吸うと五感が研ぎ澄まされるので、小さなことも気になってしまうのです。例えば、苛立ちや不安、悲しみなどが抑制できず、なかには暴力的な行動につながってしまうケースもあります。
目が充血している
最後の特徴として目が充血していることがあります。目が充血して赤くなっているだけでなく、焦点が合わず虚ろ(うつろ)になっている人も。
大麻を吸っていると目が乾燥するので、目薬を頻繁に使用している人が多いそうです。目の充血や赤みを隠すために、サングラスをかけていることもあります。
「大麻を吸っている人の7つの特徴!身近にいる大麻常習者の見分けかた」の記事では、大麻常習者の特徴を解説しています。さらに詳しく知りたい人は、ぜひご覧ください。
大麻は脳や体にいい作用もある?医療用として活用される大麻の効果
ここまで大麻の悪い作用について説明してきましたが、実は大麻を摂取することで脳や体に良い影響を与えることもあります。大麻合法国の医療現場で大麻は医薬品として使用されており、大麻成分を使った塗り薬や飲み薬も販売されているのです。
ここからは、大麻が体や脳に及ぼすプラスの作用についてお伝えします。
海外で医療用として活用される大麻
日本では大麻取締法により大麻を所持することは禁止されています。しかし、海外では大麻が合法化されている国も多く、世界中で大麻の合法化がすすんでいるのが現状です。
大麻が合法化されている国や地域では、大麻が医療用として活用され、多くの疾患の治療に使用されています。
「医療用大麻は日本では使えない!代替品のCBD製品とは?」の記事では、大麻が合法国で医療用としてどのように活用されているかを詳しく解説しています。興味のある人は。ぜひご覧ください。
大麻が体に及ぼすプラスの作用3選
ここでは、大麻が体に及ぼすプラスの作用の中から3つご紹介します。
- 痛みや炎症の緩和
- 抗がん作用
- てんかん発作の抑制
順番に確認していきましょう。
痛みや炎症の緩和
大麻には痛みや炎症を緩和させる効果があります。海外では持病の症状や痛みを和らげるために、大麻が実際に医療現場で活躍しています。
従来、強い痛みを緩和するために使用されてきたオピオイド系鎮痛剤に比べ、副作用の心配が少ないというメリットも。大麻合法国では、鎮痛剤として大麻成分入りの医薬品を好んで選ぶ人もいるほどです。
抗がん作用
大麻には抗がん作用もあると言われています。スペインでは、大麻の有効成分が癌の増殖を抑えるという研究結果が発表されました。大麻に含まれるTHC成分をマウスに与えたところ、腫瘍が大きくなるスピードが弱まり、なんと癌細胞が破壊されたそうです。
てんかん発作の抑制
大麻は、てんかん発作の抑制にも効果的です。アメリカでは、すでにてんかん治療における大麻の効果が認められており、実際にてんかん治療薬として大麻が医療現場で活躍。小さい子どもに発生する難治性てんかんの症状緩和にも高い効果を示しており、多くの患者を救っています。
大麻が脳に与えるメリット3選
大麻が良い効果をもたらすのは、体だけではありません。ここでは、大麻が脳に与える代表的なメリットを3つご紹介します。
- リラックス効果
- うつ症状・不安症の軽減
- 食欲不振の改善
1つずつ見ていきましょう。
リラックス効果
大麻の効果の1つとして最も有名なものが、リラックス効果。大麻の作用で筋肉が弛緩し、体が楽になります。体があたたまり、疲れが癒される感覚になると言われています。また、嫌なことも忘れ心も落ち着くので心身ともにリラックスできます。
うつ症状・不安症の軽減
大麻は、精神に作用し脳に多幸感を与えます。摂取することで精神的な負の感情を払拭することができます。無気力なときや不安があるなどストレスを感じているときには最適。ただし、一時的な効果なので、常習化しないよう注意が必要です。
食欲不振の改善
大麻には食欲を増進させる作用もあります。大麻を摂取すると味覚が研ぎ澄まされ、食べ物がおいしく感じるようになります。そのため、ストレスで食欲がないときなどでも何でもおいしく食べることができるのです。
まとめ:大麻にはプラスの作用もあるが吸いすぎると危険!
この記事では、大麻を吸いすぎるとどうなるのかについて解説しました。大麻は体や脳に良い作用も与えますが、吸い続けると癌や呼吸器疾患になるリスクが増加します。
日本では大麻を所持することは法律により禁じられています。医療用としても所持が禁止されているので、大麻を身近に感じる機会はありません。
しかし、世界中で大麻合法化がすすめられている今、大麻についての知識をもっておくことは必要でしょう。この記事を読んで皆さんの大麻についての理解が深まれば幸いです。
※当メディアで大麻関連の情報を発信しておりますが、大麻の所持・使用を推奨するものではありません。日本では大麻の所持や栽培は法律により固く禁じられています。絶対に大麻を使用しないでください。
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