2021.04.02 マリファナ
【徹底解説】大麻には病気を治す効果がある?|病気や副作用を紹介
有名女優の逮捕によって注目を集めている大麻。現在の日本では「危険な薬物」というイメージが浸透しています。しかし、ヨーロッパをはじめ先進各国では医療、エネルギー、環境問題など様々な分野で有用性が認められています。大麻にはどのような可能性が秘められているのか。
この記事では、大麻が医療に役立つ理由に着目してお伝えします。大麻の成分が効果的な病気について簡単に解説。加えて、大麻が私たちの体にもたらす悪影響についてもお伝えします。
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大麻の成分は病気の治療効果が期待される!
様々な成分が含まれている大麻は医療の分野から注目を集めており、世界各国で研究が進んでいます。研究が進むにつれて病気の治療に効果的な成分が含まれていることが判明してきました。
大麻が合法化されている国では治療薬に代わるものとして、医師が処方して患者を助けています。実は大麻の成分が有効な症状や病気は幅広く、研究により大麻は250以上の疾患に効果的だと言われているのです。
身体に影響がある大麻の成分
大麻にはカンナビノイドと言われる100種類以上の成分が存在し、その中に「THC」や「CBD」といった成分があります。「THC」とは、麻の葉に含まれるテトラヒドロカンナビノールの略で「CBD」は、麻の実に含まれる成分カンナビジオールの略です。ここでは、大麻の成分の中で病状や病気に有効とされる「THC」「CBD」についてご紹介します。
THC(テトラヒドロカンナビノール)|精神活性化作用が強い成分
大麻の主要な成分としても有名なTHC(テトラヒドロカンナビノール)は精神活性化作用を生み出します。その事から、アメリカなどで嗜好目的と医療目的の両方で親しまれています。
さらに、鎮痛・催眠・食欲増進・抗がんの作用があると言われており、医療用として使用が認められているのです。
また、現在の日本では大麻を医療目的で使用することが認可されていませんのでご注意ください。
CBD(カンナビジオール)|精神活性化作用が弱い成分
CBD(カンナビジオール)を摂取することによって得られるのはリラックス効果です。THCと比較すると精神活性化作用が弱い成分となります。CBDは人体の身体調整機能に働きかけ、免疫調整や感情抑制・神経保護・運動機能に効果が見込める事から研究が進められています。
CBDは身体の痛みやかゆみを抑え、ニキビなどの皮膚の炎症も緩和すると言われています。
大麻の成分が効果的な5つの病気
大麻の主要な成分であるTHCやCBDが症状に効果的であると言われる5つの病気についてお伝えしていきます。
①不眠症|寝つきが良くなる!
CBDは「睡眠の妨げとなる不安や痛みを和らげるという作用」と「日々の睡眠・覚醒サイクルをコントロールする脳の受容体へ作用」という2通りの方法で睡眠を改善します。
さらに、レム睡眠を促進し日中の過度な眠気を軽減することから不眠症の治療薬として注目されています。また、不安神経症によって睡眠障害が引き起こされている方にとっては特に有効です。
②うつ症状の軽減|摂取量には注意が必要
CBDには抗うつ作用や抗不安作用も注目されており、うつ症状改善の為に摂取する人が増えています。CBDがうつ病に効果的である理由に「幸せホルモン」と呼ばれているセロトニンが大きく関係しているのです。
セロトニンは心のバランスを整える作用のある脳内物質でセロトニンが不足してしまうと脳機能が低下し、うつ病を発症してしまいます。セロトニンの働きを促進させる効果があるのがCBDです。CBDは抗うつ剤と比べて副作用がない事から、抗うつ剤や精神安定剤の代替品としても注目されています。
③抗がん作用|がん細胞が小さくなる
現在、大麻はがん患者の吐き気・嘔吐や疼痛を緩和する目的で欧米など一部の国や地域で使用中です。さらに、最近の研究によってCBDには次のような抗腫瘍効果が報告されています。
- がん細胞の増殖抑制作用やアポトーシス(細胞死)を誘導する作用
- がん細胞の浸潤・転移を抑制する作用
- 抗がん剤の副作用軽減と抗腫瘍効果を高める作用
- がん組織の血管新生阻害作用
このようにCBDの抗腫瘍効果が多くの研究で示されているので、今後がん治療における利用が注目されています。
④アルツハイマー|原因になる細胞の増殖を遅らせる
アルツハイマーは脳の神経回路が破壊されてしまう事で起こります。神経回路の破壊の大きな原因の1つには、活性酸素によって神経に炎症が引き起こされてしまうことです。
また、脳内の免疫系が過剰に働いてしまう事で脳神経の炎症が引き起こされます。このプロセスがアルツハイマーの発症や進行の大きな要因だと言われているのです。さらに、CBDが酸化ストレスと神経炎症を抑制する事でアルツハイマーの治療に役立つ可能性があると示されています。
⑤てんかん|発作の抑制に使われる!
てんかんの治療薬として大麻を使用する研究の論文はメーン州・ワシントン州・カリフォルニア州の経験豊富な医師3名によるものが最新です。研究内容は、てんかん発作に大麻を使用し効果を調べるものです。結果は効果がなかった人が14%。その他、1〜25%減少した人が15%と76〜99%減少した人が28%でした。
そして、全体の10%の人は発作が完全に消失しました。このように多くの患者で発作の抑制に大麻が役立つ事が研究により証明されています。
大麻が体に与える主な悪影響3つ
医療の分野で様々な活躍を見せる大麻についてお伝えしてきました。ですが、大麻は使い方を誤ると体に悪影響を与えるのです。大麻が体に与える主な悪影響3つについてこれからお伝えします。
①頭痛|割れるように頭が痛くなることも!
大麻を吸い過ぎることで翌日におこる症状は頭痛です。大麻を吸い過ぎることによって、喉が渇き口の中がカラカラになります。この渇きから頭痛が起こると言われています。頭痛が起きると頭がガンガンして脈を打ったようになり、痛さを我慢するのが辛くなるでしょう。
また、大麻の効果がきれてきた時に大麻を欲して頭痛が起こる場合や感情の起伏が激しくなる場合があります。このような症状を防ぐ為に大麻を使用してしまうので、大麻がやめられなくなってしまうのです。
②脱水症状|不快になるほど口が乾燥する!
大麻を吸うことで、喉が渇くという症状が現れます。しょっぱい物を食べた時の後のように、喉がカラカラに渇き水を飲まずにはいられなくなるのです。
喉が渇くのを何とかしたいと思っても、水分を取るしか方法はありません。しかし、水分をあまりに取り過ぎると体にも良くないですし水太りする可能性があります。
その場合は、時間をかけながら少しずつ氷を食べると良いでしょう。道を歩いていて常に飲み物を常備し異常なくらい水分を取っている人は大麻を吸っている可能性があります。
③空腹感|高カロリーな物を食べたくなる!
大麻はあなたの脳の信号を混乱させることで、満腹ではなく空腹になっているように感じさせます。さらに、高カロリーな物を求めるようになり我慢せずにはいられなくなるでしょう。
余分なカロリーは、体重増加につながり様々な病気の発展する危険性があります。また、夜間に食べ漁ることで胸やけ・消化不良・睡眠の邪魔につながることもあるのです。
まとめ:大麻は医療にも使われる!がんや難治性疾患への効果が期待!
今回は、大麻と病気の関係についてお伝えしてきました。大麻には鎮静作用、抗炎症作用、抗腫瘍効果など様々なメリットがあることがわかりました。大麻によって症状が緩和・完治する人もいるでしょう。
しかし、体や病気の状態や使い方など様々な要因を考慮しないと大麻が体に悪影響を及ぼしてしまう場合があるようです。病気によっては研究段階の物もあるので、これからの大麻研究にも注目ですね。
最後に、大麻を医療目的で使用する際には以下の点を気を付ければ、大麻を適正に使用することができるでしょう。ぜひ、病気が悪化しないように大麻を使ってみてください!
※当メディアで大麻関連の情報を発信しておりますが、大麻の所持・使用を推奨するものではありません。日本では大麻の所持や栽培は法律により固く禁じられています。絶対に大麻を使用しないでください。
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