2021.04.02 マリファナ
【徹底解説】日本で大麻は合法化されるのか|大麻の歴史と共に解説!
世界中で大麻の研究が盛んになり、症状や効果が見直され始めている事はご存知でしょうか。アメリカやカナダなど大国も医療用大麻の合法化へ積極的に動いています。そんな中、日本では大麻の合法化は考えられているのでしょうか。
この記事では、日本の大麻の歴史と共に今後、日本が大麻を合法化する可能性があるか解説します。日本の大麻の歴史や大麻を合法化した際のメリットやデメリットについて知ることができます。日本における大麻合法化の可能性を考える参考になるでしょう。
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日本が大麻を合法化する条件とは?なぜ現在違法なのか解説
日本では大麻は違法とされていますが、いつ頃から違法になったのでしょうか。日本で大麻が禁止となった経緯にはアメリカが大きく関わっています。
なぜなら、日本が第二次世界大戦でアメリカに敗戦し1945年に「ポツダム省令」が発令されたからです。「ポツダム省令」により大麻が禁止されました。その後、1948年に「大麻取締法」が制定され、現在に至ります。
大麻取締法により大麻の取り扱いが制限されている日本が大麻を合法化するには条件があります。大麻を合法化する条件は下記の2つです。
- 「WHOが定める大麻の取り締まり基準の見直し」
- 「アメリカ連邦法の取り締まり基準の見直し」
日本の厚労省が定める法律や政治的な動きはWHOやアメリカに準拠しています。そのため、日本が大麻を合法化するには上記2つの条件の見直しが必要なのです。
もしも、大麻に関する基準の見直しがあれば、日本は従うことになるでしょう。見直されれば、日本も医療用大麻が合法化される可能性は高いでしょう。
「大麻取締法」によって厳しく制限されている日本の大麻事情
日本で大麻を規制している「大麻取締法」とは、どのような法律なのでしょう。大麻取締法では大麻に関する下記の行為が違法となります。
- 「所持」
- 「売買」
- 「譲渡」
- 「譲受」
- 「栽培」
- 「輸出入」
大麻取締法の不思議な部分は「使用」が違法と見なされていない点です。理由があり、古くから大麻は日本の生活から切り離せない重要なものだからなのです。大麻の素材は昔から衣類や香辛料に使われています。
大麻の使用を禁止した場合、大麻を使った衣類や香辛料を販売する業者が違法となるからです。日本人の生活に影響が出るため「使用」だけは大麻取締法の違法に入っていません。
では、日本における大麻事情はどのような状態でしょうか。現在、日本の大麻の使用率は深刻化しており、大麻の使用がきっかけとなり犯罪に手を染める人も増えています。
厚生労働省は事態を改善するため、大麻の使用についても規制対象とすることを検討中です。2021年、新たに大麻使用罪が創設されようとしています。
「大麻取締法」に関して、より詳しい情報を知りたい方は「大麻取締法 日本」をご覧ください。
日本と大麻の関係について
日本と大麻は古くから衣類や香辛料に使用されおり、生活から切り離せない関係です。ここでは、いつから日本で大麻が使用されていたのか、日本で大麻が禁止になった理由を詳しく紹介していきます。
日本で大麻は縄文時代からから使われていた
日本で大麻が使用されていた一番古い形跡は、縄文時代の福井県で見つかっています。福井県、鳥浜遺跡の遺物に大麻の種と大麻で作られた布の切れ端が含まれていたのです。
縄文時代の日本人は大麻を使って身に着ける衣類や狩りで使用する弓紐と釣り糸を作っていました。これらの証拠より日本では縄文時代から大麻が使用されていたと言えます。
日本ではなぜ大麻禁止になったのか
日本で大麻が禁止になった理由はポツダム宣言を受託し大麻取締法がつくられたからです。アメリカに敗れた日本はアメリカのポツダム省令を受け、繊維や化学薬品の分野を発展させるため、大麻は規制されました。
現在、日本では脳などの中枢神経系に影響を及ぼし、依存症に陥る危険なドラッグとして一般的に周知されています。
大麻の合法化で得られるメリット
大麻は人間の体に悪影響を与える危険な薬物として規制されています。しかし、医療用として難病や精神病の改善にも使われており、良い部分もあるのです。大麻を合法化した場合どのようなメリットが考えられるのでしょうか。
医療の現場で医療用大麻を活用できる
大麻には、がん治療による副作用を軽減する効果があります。他にも、てんかん・アルツハイマー・うつ病などの難病への改善効果も報告されているのです。大麻は、たくさんの良い効果を体に与えてくれます。
大麻が合法化されれば、医療品として処方し病気に対して様々な効果を発揮できます。大麻の成分には副作用として中毒性や依存性が少ない物もあるので、病気へ使用する安全な治療薬です。日本でも大麻が合法化されることで、症状に悩む人達の助けとなるでしょう。
税収の増加により国の収入源が増える
大麻が合法化されれば、大麻の利用を目的とした観光客が増加します。観光客が増えれば、大麻だけでなく滞在する間のホテルや娯楽施設などへの利益にもなります。他国の人達が集まる事で経済が潤うでしょう。
税収の増加にも期待できます。酒税やタバコ税などの税金は国の収入源です。大麻が合法化された場合、大麻税も可決される可能性が高いでしょう。大麻税が可決されれば、収入源は増え国が豊かになります。
日本の税金の用途には、社会保障や公共事業があります。税収が増えれば、これらの費用を国が負担し、私たちの生活しやすい環境が築かれるかもしれません。
大麻の合法化で起こるデメリット
大麻が合法化された場合、得られる効果はメリットだけではありません。当然デメリットも起こります。大麻は使い方を間違えると脳や体に悪影響を及ぼす時点でデメリットです。そのような大麻を合法化した場合、どのようなデメリットが起こるのでしょうか。
大麻に依存し事故が増えるかもしれない
タバコや酒と同様に大麻も使用することで依存症に陥る可能性があります。依存してしまうと大麻の過剰摂取に繋がります。大麻を過剰摂取すると、どのような事が起こるのでしょうか。
過剰摂取による大麻の成分だけで死ぬことは、ほぼありません。しかし、ハイな状態により起きる事故や幻覚症状による事故で命を落としてしまう可能性はあります。
大麻が合法化され依存者が増えれば、大麻の吸引によって起こる事故が増えてしまう可能性が高いでしょう。
誤飲や誤食により大麻を摂取する可能性がある
大麻の合法化によるデメリットの1つとして、子供の誤飲や誤食が挙げられます。実際に一部で大麻が合法化されているアメリカでは子供の誤飲や誤食が問題として取り上げられているのです。
他の大麻合法国でもクッキーなどのお菓子に大麻を混ぜて摂取できるような商品が存在しています。タバコや酒と同様に年齢制限を設けられていますが、外見は普通のお菓子と変わりません。
誤って子供が大麻入りのクッキーなどを食べてしまうと、呼吸困難や昏睡など重篤な症状に陥り最悪の場合、死んでしまいます。他にも、未熟な子供が大麻を摂取することで他の病気の原因となる可能性があります。
大麻を合法化した場合は、子供達が誤飲や誤食しないような対策を考える必要があるでしょう。
なぜ大麻の合法化が進んでいるのか
国によっては違法として扱われる大麻。どうして多くの国で大麻の合法化が検討されているのでしょうか。その理由は、既に取り締まれないほど大麻が社会に広がってしまったという実情です。
酒類と似たように使用できる年齢などのルールを決めたうえで合法化した方が大麻を管理しやすいと考える国が増えました。加えて、タバコや酒のように大麻に対して課税すれば、国の経済が潤う利点もあります。
このような考え方から多くの国が医療用や産業用だけでなく、嗜好用の合法化も検討しているのです。
研究により大麻がタバコや酒に比べ、無害であるという事実が世界的に周知されてきています。大麻の成分が美容や健康に効果的であり、重病にも良い作用が働くとされている事も合法化が進んでいる理由の1つでしょう。
まとめ:今後、日本が大麻を合法化する可能性もある
日本で現在、大麻は「大麻取締法」により規制されていますが、合法化される可能性が全く無いわけではありません。合法化に必要な2つの条件が見直されれば、日本でも大麻が合法化される可能性は十分ありえます。
合法化されるとしても先の話ですが、大麻を合法化した際には大きなメリットを得る事ができるでしょう。その代わりにデメリットも起こってしまうので対策をしっかりと考えなくてはいけません。
世界中で大麻合法化の動きも盛んになってきています。日本が大麻を合法化する可能性もありえるので、合法になった場合も考えて大麻に関する知識を増やして準備しておきましょう。
※当メディアで大麻関連の情報を発信しておりますが、大麻の所持・使用を推奨するものではありません。日本では大麻の所持や栽培は法律により固く禁じられています。絶対に大麻を使用しないでください。
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